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瑞龍寺 仏殿(富山県高岡市関本町)<瑞龍寺 その参>

2021.09.12(19:48) 954

国宝・仏殿(2021.7.22)

<コース>
【往路】JR大阪(6:30) → (サンダーバード1号) → 金沢(9:13→9:27) → (あいのかぜ冨山鉄道) → 高岡(10:08)

高岡 → 徒歩15分 → 大仏寺 → 高岡(11:12) → (氷見線) → JR伏木(11:24) → 徒歩5分 → 勝興寺 → JR伏木(13:01) → JR高岡(13:15) → 徒歩10分 → 瑞龍寺

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高岡山 瑞龍寺(曹洞宗)
法堂前から仏殿と山門を見る。

 瑞龍寺の伽藍配置は禅宗様式。総門・山門・仏殿・法堂の順に一直線に並びます。山門正面に建つ仏殿は、

『仏殿は万治元年(1659年)の建立。名匠山上善右衛門嘉広が最も心血を注いだ力作の一つで、総欅造りである。

屋根は銅版をもって葺かれている。これは全国でも金沢城石川門に例を見るのみ。上層軒組は禅宗建築の純粋な

形式であり、屋根裏の扇垂木や蝦虹梁など複雑にして妙を得た架構法である。御本尊として中国明代の釈迦・文殊・

普賢の三尊を祀る。』 とあります。

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山門の先に建つ仏殿
鮮やかな青い草が山門前と対照的である。

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仏殿前から見た山門とその奥にある総門

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国宝・仏殿
入母屋造、一重裳階付きで、当初は杮葺きであったが積雪対策のため為に鉛板になったとされる。

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前面の造りと花頭窓

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仏殿内陣
禅宗様式の扇垂木や蝦虹梁が見える。

 外観・内陣共に京都市内にある東福寺・妙心寺の仏殿に似ているという印象。当寺は曹洞宗で、後者は臨済宗ですが、

宗派は違っても同じ禅宗だからでしょうが、私も当初は臨済宗と思った程です。

福井県には永平寺、今は鶴見にある総持寺もかつては能登にありましたから、北陸は曹洞宗にとって重要な場所だった

のも影響しているかもしれません。これも仏殿ならぬ仏縁でしょうか?

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獅子の彫刻

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法堂前からの仏殿の眺望

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仏殿側面

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仏殿前からの眺め
大庫裏(左)と山門。

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瑞龍寺 七堂伽藍(富山県高岡市関本町)<瑞龍寺 その弐>

2021.09.11(20:14) 953

総門から山門へ(2021.7.22)

<コース>
【往路】JR大阪(6:30) → (サンダーバード1号) → 金沢(9:13→9:27) → (あいのかぜ冨山鉄道) → 高岡(10:08)

高岡 → 徒歩15分 → 大仏寺 → 高岡(11:12) → (氷見線) → JR伏木(11:24) → 徒歩5分 → 勝興寺 → JR伏木(13:01) → JR高岡(13:15) → 徒歩10分 → 瑞龍寺

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高岡山 瑞龍寺(曹洞宗)
重要文化財・総門。

 麒麟茶屋で一服した後は、いよいよ瑞龍寺へ入山。高岡山瑞龍寺(たかおかさんずいりゅうじ)は、

『加賀二代藩主・前田利長の菩提を弔うために三代藩主・利常に拠って建立された曹洞宗寺院である。利長は高岡に築城し、

この地で没した。加賀藩百万石を譲られた弟利常は、その恩義に報いるべく百万石の威信を掛けた一大事業として建築に

取り掛かる。

 造営は正保年間から利長公五十回忌の寛文3年(1663年)まで約20年間の歳月を要した。当時、寺域は3万6千坪、周囲に

壕を巡らし、まさに城郭を思わせる造りであった。時の名匠山上善右衛門嘉広をして七堂伽藍を完備、広山恕陽禅師をもって

開山とされた。善右衛門は利長公の代から前田家の信任厚く、禅宗様建築を良くし、近世工匠の中でも一流の域に達した

名工の一人である。善右衛門の作としては能州滝谷の妙成寺、加州那谷寺の諸堂、越中大岩日石寺、能州一之宮気多大社等、

多くの建築がある。

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瑞龍寺沿革

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伽藍配置図
人体と比較したのが秀逸。

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総門に刻まれた前田家梅鉢紋

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総門の正面に建つ国宝・山門

 伽藍は鎌倉時代に広く我が国に齎された中国の寺院建築を模して建立されたもので、総門・山門・仏殿・法堂を一直線に

配列し、左右に禅堂と大庫裏を置き、加えて四周を回廊で結ぶなど、厳粛且つ整然たる伽藍構成を成している。

 総門は正面三間の薬医門形式、正保年間の建立で重要文化財。国宝の山門は正保2年(1645年)に建立され万治年間に

場所を変えて建て直された。延享3年(1746年)火災で焼失、現在の建物は文政3年(1820年)に竣工した。左右に金剛力士像、

楼上には釈迦如来、十六羅漢を祀る。当時としては珍しく和算に拠り設計されている。』 とあります。

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国宝・山門近影

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山門の「高岡山」「影向閣」の扁額

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山門の金剛力士像と右に続く浴室跡

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山門の向こうに見える仏殿

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山門から参道と総門を見返る

 今は国宝指定になっており¥500必要ですが、境内も整備されていました。御朱印は平成5年に拝受済ですが、

当時は御朱印の掲示もなく、御願いして漸く書いて貰った程。今回は受付に掲示があり、3種類で彩色仕様。

加えて瑞龍寺オリジナル御朱印帳もありました。四半世紀の時の流れと言うよりも、昨今の御朱印ブームの影響と

考えた方が良さそう。瑞龍寺という名前だけに、流行に随う事には敏感なようです。

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瑞龍寺説明書
高岡駅観光案内所等で配布されているもの。

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瑞龍寺説明書と拝観券
これは受付にて入山時に貰ったもの。

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瑞龍寺オリジナル御朱印帳 (107㎜×174㎜)

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瑞龍寺御朱印 (平成5年7月拝受分)

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今回拝受の瑞龍寺の御本尊御朱印
同じ釈迦如来でもこれほど、印象が異なる好例。

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高岡芳野郵便局 ; 国宝・瑞龍寺山門、前田利長公墓所
高岡駅南郵便局 ; 国宝・瑞龍寺山門、八丁道の石碑

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瑞龍寺 八丁道(富山県高岡市関本町)<瑞龍寺 その壱>

2021.09.10(19:56) 952

墓所から総門まで八丁(2021.7.22)

<コース>
【往路】JR大阪(6:30) → (サンダーバード1号) → 金沢(9:13→9:27) → (あいのかぜ冨山鉄道) → 高岡(10:08)

高岡 → 徒歩15分 → 大仏寺 → 高岡(11:12) → (氷見線) → JR伏木(11:24) → 徒歩5分 → 勝興寺 → JR伏木(13:01) → JR高岡(13:15) → 徒歩10分 → 瑞龍寺

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高岡山 瑞龍寺(曹洞宗)
参道と利長公石像。

 伏木の国府の後は高岡駅まで戻って駅南にある瑞龍寺まで。

先に訪れた勝興寺共々いずれも平成5年に訪れましたが、当時は内陣拝観もなく無料で勝手に境内を見た記憶があります。

 勝興寺は修復中だったのかもしれませんが、瑞龍寺は別段なにもなし。それが一大観光地になったのは平成9年(1997年)

に国宝指定を受けてから。今回の再訪はその変貌を見届けたいという気持ちもありました。

 高岡山瑞龍寺(たかおかさんずいりゅうじ)は、

『高岡の町を開いた加賀前田家二代当主・前田利長の菩提寺。三代当主利常が兄利長の菩提を弔うために20年の歳月を

掛けて建立された。東側にある利長墓所から西へ進んだ場所にあるが、その参道は八丁道と呼ばれる。』 とあります。

 前回の訪問時と異なり、道路には案内標識があるので初めての訪問でも迷う事はありません。それでも墓所から参道に

向かったのは開山に敬意を表した故。両脇に木が植えられ参道らしい雰囲気ですが、途中に利長公の石像が。

以前にこのような石像があったかどうか全く思い出せません、寄る【利長】のせいでしょうか?

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利長公像近影

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山号と寺号の石碑
この先の受付で拝観料を払って入山。

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門前に停車中のバス
単なる観光用か、乗車できるのかは確認せず。運転席にはドラえもん。

 門前に着いたのは3時前。周りを見ると「麒麟茶屋」の看板が。飲み物もありますが、興味を惹かれたのが「麒麟焼き」。

かば焼きやぞう煮は知っていますが、麒麟焼きとは初耳。店で尋ねると餡子やカスタードを県産米粉の生地で包んで

焼いたもので、想像上の霊獣麒麟を象っていました。ちょうど小腹が空いたので大助かりでした。

 麒麟とは利長公がそう呼ばれたそうですが、瑞龍寺の法堂の鳳凰の欄間、塔頭の亀占寺、利長公が瑞龍院殿に加えて、

門前の麒麟茶屋で「四霊獣」がそろい踏みになるそうです。牽強付会のような気もしますが【不快】な気にはなりませんでした。

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麒麟焼き
動物園のジラフではなく、ビールの商標の方。

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受付横にある法堂の鬼瓦

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大伴家持と高岡(富山県高岡市伏木古国府)

2021.09.08(19:26) 951

越中に歌壇を作った話(2021.7.22)

<コース>
【往路】JR大阪(6:30) → (サンダーバード1号) → 金沢(9:13→9:27) → (あいのかぜ冨山鉄道) → 高岡(10:08)

高岡 → 徒歩15分 → 大仏寺 → 高岡(11:12) → (氷見線) → JR伏木(11:24) → 徒歩5分 → 勝興寺 → JR伏木(13:01) → JR高岡(13:15)

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勝興寺門前に建つ大伴家持像

・もののふの 八十乙女らが 汲みまがふ 寺井の上の 堅香子の花

 銅器の町として知られる高岡ですが、もう一つの顔は万葉集の町。駅前には銅像が建ち、駅のスタンプにもその旨の記載が

あります。尤もスタンプには当初「大友家持」とあって外部からの指摘で「大伴」に改めたという笑えない話もありましたが…。

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JR北陸本線高岡駅スタンプ (2008年度金沢支社印)
北陸新幹線開通後は、3セクとなったため現在はない。

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高岡駅前郵便局 ; 高岡駅前の大伴家持像、七夕

『天平18年(746年)、越中の国守として赴任してきたのが29歳の大伴家持。大海原や立山連峰など奈良とは異なった自然に

触れた家持はこの地で独創的な境地を開き、5年間の在任中に223首の和歌を詠んだ。それらは万葉集に収められている。

家持を中心に越中歌壇が形成され、そこで詠まれた歌は「越中万葉」と讃えられている。』 とあります。

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家持卿像近影

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家持像脇の歌碑

 大伴氏は帝に仕えた武門の家。大和朝廷で頭角を現したのは、武烈天皇の後継者として越から継体天皇を迎えた事。

その越の地へ着任したのも因縁を感じますが、家持当時は藤原氏の台頭でかつての勢いはありませんでした。

越中国守は左遷とも言われますが、当地は生産性も高く5年間に得た経済力を大いに利用した方が自然でしょう。

家持は中納言まで至りますが、死後に早良新王の謀反がらみで罪を問われることになり政治的には恵まれたとは言えません。

しかし政治史上は兎も角、文化史上の家持の名は不滅。万葉集の編者として今日まで名が残ったのは越中での5年間が

大きくものを言っていると言えます。

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小矢部川に架かるその名も「伏木万葉大橋」にて
川の向こうは富山湾。

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万葉大橋上からの勝興寺遠景

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橋の中央付近にある歌

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橋の東端にある歌

 勝興寺の帰路、坂道途中の店で「かたかごアイス」で一服。イチゴに少し香辛料を効かせたシャーベットで、名前は勿論、

家持の歌に由来。万葉集で堅香子(片栗)を詠んだものはこの一首のみですが、この地域での知名度は意外と高く、

「かたかご」の名前が散見されました。

店内で頂きながら年配の御主人と話しましたが、町内では家持の歌を木札にして各家の前に架けるとか。お店は勿論、

堅香子の歌。家持の歌壇の精神は今も続いているようでした。

今は絶滅危惧種に近い堅香子ですが、付近では育成している様子。家持の歌壇の流れは今の【花壇】にまで繋がっていました。

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堅香子アイス(¥100)とお店に掲げられた家持の歌札

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射水市マンホール蓋

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庄川に架かる鉄橋から遠く立山方面を望む

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伏木郵便局 ; 万葉歴史館、大伴家持像、二上山、市花・堅香子の花
伏木古府郵便局 ; 万葉歴史館、大伴家持座像、二上山、鉢伏山舎利塔、市花・堅香子の花

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勝興寺 境内散策(富山県高岡市伏木古国府)<勝興寺 その四>

2021.09.06(19:58) 950

勝興寺の七不思議(2021.7.22)

<コース>
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高岡 → 徒歩15分 → 大仏寺 → 高岡(11:12) → (氷見線) → JR伏木(11:24) → 徒歩5分 → 勝興寺

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 広大な境内を持つ勝興寺ですが、唐門前に「勝興寺の七不思議」なる案内板があります。

『一、実ならずの銀杏(本堂前庭)

二、天から降った石(本堂前)

三、水の枯れない池(本堂左横)

四、屋根を支える猿(本堂屋根裏の隅)

五、魔除けの柱(本堂左奥)

六、雲龍の硯(寺務所)

七、三葉の松(本堂右横)』

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実ならずの銀杏

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天から降った石

 左甚五郎の忘れ傘を出すまでもなく昔から寺社には不思議が付き物。己の死を知るようになったのが、宗教の起こり

だそうなので、物事に対する畏敬の念にも共通するものがあるのでしょう。

 恐らく世界七不思議に倣ったのでしょう。場所ごとに説明版が立っているので見つけるのにさほど困難はありませんが、

全部見て回ると結構な時間。人間の好奇心に訴えて境内を回る事で、仏の教えを身近に感じさせるという寺院の意図が

想像できます。

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水の涸れない池

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屋根を支える猿

 本堂の向拝柱正面に龍に見立てたものがあって、当初は「魔除けの柱」と思いましたが、どうも違う様子。

これは大きな木目の傷を敢て見せ龍に見立てたもので、肝の据わった熟練棟梁の遊び心という見解でしたが、

【気付】かなかったらどうするのでしょう?

それにしても通常は一つか二つくらいのものがここは七つもあるのは驚きですが、場所が【ふしき】なので当然ではあります。

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三葉の松

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龍に見立てた本堂柱の傷

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勝興寺 前田家所縁の書院(富山県高岡市伏木古国府)<勝興寺 その参>

2021.09.04(19:44) 949

寺井の脇の合掌造の庫裏(2021.7.22)

<コース>
【往路】JR大阪(6:30) → (サンダーバード1号) → 金沢(9:13→9:27) → (あいのかぜ冨山鉄道) → 高岡(10:08)

高岡 → 徒歩15分 → 大仏寺 → 高岡(11:12) → (氷見線) → JR伏木(11:24) → 徒歩5分 → 勝興寺

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雲龍山 勝興寺(浄土真宗本願寺派)
本堂右奥にある大広間と式台。

 本堂の北側、式台門の後方に建つのが大広間・書院を中心とする殿舎群。本堂からは三本の渡り廊下で繋がっていますが

閉鎖中なので境内を歩いて移動し、式台門の向かいにある式台横からの入場。

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式台入口
尤も実際はこの右手から入る事に…。

『殿舎群は大広間の元禄5年(1692年)を始めとして18世紀の建立。なかでも大広間の上段の間は古い形式を保っている。

平成の大修理に際し、大広間と書院の屋根には「なまず」と呼ばれる撥(ばち)型の野垂木が見つかり、屋根面にわざと

段差を付ける「しころ葺」であった事が判明。これは建立当時に幕府が発令していた三間梁規制と言う大規模建築禁止の

法律に順守している事を外観に現す手法で、幕府の目を逸らすという大藩の慎重な一面を表している。

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大広間
これは手前にある対面の間。

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大広間
この奥に上段の間がある。

 大広間の上段の間、式台には延べ五間半も繋がる床板や、当初合掌造りであったと見られる部分が残されている。

また東北隅にある上質な住宅建築である書院・奥書院には、落天井とした台子の間、漆塗り、極彩色、唐紙、建具、

釘隠し等にも当時の技術の粋が見られる。

一番奥に位置するのが台所であるが、そこにある井戸は床の上から使う特殊な形となっている。』 とあります。

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大広間に続く渡廊下(東)

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書院に展示されている屏風

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奥書院の錺(かざり)金具

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同じく錺金具

 平成の大修理では、台所が全解体修理、大広間・式台・書院・奥書院・御内仏は半解体修理、渡り廊下は復元と、

令和2年まで23年を掛けて鮮やかに蘇りました。平成5年訪問時には全く拝観できなかったので、今回の再訪は貴重な

経験となりました。

 書院の南側、渡り廊下に囲まれた場所には内庭があり、その西に御内仏、御霊屋が建ちます。美しい庭を見ながら

眠って居られるのは、寺院関係者か前田家所縁の人物のどちらでしょうか?

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渡廊下(中)を抜け中庭へ

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渡廊下(中)からの中庭の眺望
正面右が書院、左が奥書院。

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中庭の向こうに見える御内仏とその奥にある御霊屋

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最も奥に建つ御霊屋

 壮大な本堂・経堂とは対照的に、こちらは優雅といった雰囲気。将軍家に次ぐ百万石の大身であった前田家は、

常に幕府の目を気にしなければなりませんでした。

豪華にすれば目を付けられ、質素にすれば蓄財を疑われと、気の休まる事もなかったでしょうが、法に触れない

ぎりぎりの範囲での贅沢をしたのは、加賀藩の矜持でもあったと言えそうです。

珍しいのは台所にある井戸で床の上から使うという特殊な形。家持の詠んだ歌の「寺井」の【衒い】があったかどうかは

永遠の謎ですが…。

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北側にある台所
長きに亘り調理に使われた為か煤で黒光りしている?

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台所にある床の上から使う特殊な井戸

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外から見た台所
但し、ここからは入れない。

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女性用駕籠
前田家の御姫様が乗られたものか?

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勝興寺 唐門に続く堂舎群(富山県高岡市伏木古国府)<勝興寺 その弐>

2021.09.03(21:33) 948

甦った大伽藍(2021.7.22)

<コース>
【往路】JR大阪(6:30) → (サンダーバード1号) → 金沢(9:13→9:27) → (あいのかぜ冨山鉄道) → 高岡(10:08)

高岡 → 徒歩15分 → 大仏寺 → 高岡(11:12) → (氷見線) → JR伏木(11:24) → 徒歩5分 → 勝興寺

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雲龍山 勝興寺(浄土真宗本願寺派)

 唐門を過ぎると真宗寺院の特徴として広大な敷地が広がり、境内には殿舎群、堂舎群、伽藍構等の計12棟の国指定の

重要文化財があります。

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境内側から見た唐門

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広大な境内
左が本堂で渡廊下で繋がった右手が書院。

『唐門後方にあるのが本堂、経堂、御霊屋等の堂舎群。現在の本堂は二代目で寛政7年(1795年)に完成。勝興寺住職より

還俗して加賀藩第十一代藩主となった前田治脩の支援を受け、西本願寺の阿弥陀堂を模して建立されたもの。

重文の木造建築としては全国8番目の規模を誇る。地方に所在する由緒ある古刹の本堂として破格の規模と形式を備え、

江戸中期以降を代表する本堂遺構の秀例として評価されている。

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重文・勝興寺本堂

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本堂正面
屋根は1911年に桟瓦葺に改修したが、元は杮葺の上に鉛葺であったので、平成の大改修では色調の似た亜鉛合金板葺に。

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本堂前面

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重厚な扉と柱

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本堂内陣の扁額と欄間彫刻

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煌びやかな内陣の様子

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本堂より唐門を見返る

 他の堂舎群は文化年間(1804~1814年)に建立され、平成7年(1995年)に重要文化財に指定された。中でも経蔵は

その造営棟札から享和元年(1801年)から文化2年(1805年)の築であることが分かっており、石造基壇の上に建つ禅宗様の

裳階付き形式である。内部中央には高欄付き八角仏壇の上に極彩色を施した大型の八角輪蔵を備えている。』 とあります。

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向拝の繊細な彫刻

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向拝の龍の彫刻

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本堂の軒の彫刻も見事

 壮大な伽藍よりも先ず目が行くのが広い敷地。一向一揆の拠点だけに、有事の際には僧兵が駐屯し、宗徒が中に

逃げ込むことも可能と言う、かつての国府跡だけに防御の面も完璧でした。

と言っても決して排他的ではなく信者以外でも本堂内陣まで入って参拝できるのは他の真宗寺院と共通。経蔵内部も

期待しましたが、ここは閉鎖中。高欄の上にある極彩色輪蔵の【高覧】はなりませんでした。

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本堂左側に建つ重文・経蔵

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本堂から見た経蔵
生憎、内部は拝観できず。

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本堂と経蔵の説明

 本堂初め伽藍内の建造物は築200~300年と損傷・破損も著しいので、1998年から23ヵ年計画で平成の大修理に

取り組んでいます。文化年間の造営は4年4ヵ月で関係者は延べ47名だとか。しかも殆どが町方だったと言いますから、

当時の町衆の経済力を余すところなく示しています。

富山は政治の町、高岡は商業の街にとの前田家の計画が実を結んだ結果ですが、これが今も住み良い県の上位に

ランクされる理由であるのは言を俟たないでしょう。

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勝興寺概説
高岡駅観光案内所と勝興寺で配布。

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勝興寺御朱印(平成5年拝受)

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重文・宝蔵
土蔵造りで入母屋置き屋根は珍しい。

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重文・式台門
薬医門形式で唐破風屋根は江戸時代の杮葺き。

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宝蔵・鼓堂・式台門の説明

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勝興寺 総門から唐門へ(富山県高岡市伏木古国府)<勝興寺 その壱>

2021.09.01(21:20) 947

かつての国府に建つ一向宗の拠点(2021.7.22)

<コース>
【往路】JR大阪(6:30) → (サンダーバード1号) → 金沢(9:13→9:27) → (あいのかぜ冨山鉄道) → 高岡(10:08)

高岡 → 徒歩15分 → 大仏寺 → 高岡(11:12) → (氷見線) → JR伏木(11:24) → 徒歩5分 → 勝興寺

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雲龍山 勝興寺(浄土真宗本願寺派)

 高岡大仏参拝後は、駅まで戻って市内にある「万葉の里」伏木まで足を伸ばすことに。伏木は小矢部(射水)川河口と

富山湾という地形から古代よりの港町。後になってその東側に開かれたのが新湊となります。

行き方は、鉄道・バス・レンタサイクルとありますがそれぞれ一長一短。この日は丁度良い時刻の列車があったので

氷見線を利用することに。

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JR伏木駅ホームにて
氷見行き列車の出発風景。

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駅前の案内板

 氷見線の伏木駅から坂を西側に上ると高台に巨大な寺院が悠然と聳えていますが、この境内は奈良時代に越中を

統治していた国庁のあった所とされています。地方都市としては破格の規模と格式ですが、これがこの地方の一向宗の

拠点であった勝興寺。近世は加賀藩主前田家、本願寺、公家とも密接な繋がりを持った有力寺院でした。

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駅から西へ上る勝興寺参道(新道)
1897年の整備で、順徳天皇勅願の碑が建つ。

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参道の先にある総門

 雲龍山勝興寺(うんりゅうさんしょうこうじ)は、

『浄土真宗本願寺派寺院で、文明3年(1471年)に本願寺八世・蓮如が越中国砺波郡に営んだ土山坊を起源とする。

戦国期には砺波郡安養寺に伽藍を営み、越中一向一揆勢の旗頭として威勢を誇ったが、天正9年(1581年)に織田方の

地元武士により堂宇を焼失。同12年(1584年)に現在の地に伽藍を再建した。

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総門近影

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境内側から見た総門
城郭を思わせる鯱を載せた高麗門形式。

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総門の木組み彫刻

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総門瓦にある前田家梅鉢紋

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防火用の鯱瓦

 寺の周囲には土塁と空堀を巡らせ、東辺中央に総門を開いている。このような構造は神保氏の古国府城を譲り受けて

建てられたためで、豪壮な門構えなどは城郭寺院としての往時の威勢を偲ばせる。門内の南寄りには唐門、中央に鼓堂、

北寄りに式台門を配している。

 唐門は明治26年(1893年)に京都興正寺から移築、正背面に唐破風を設けた大規模な四脚門で明和6年(1769年)上棟の

棟札が今に残る。各所に用いられた絵様や彫刻は時代の特徴をよく表しており、本堂と同時に重要文化財に指定された。』

とあります。

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総門からの眺望
鼓堂(右)と唐門(左)

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城郭を思わせる望楼形式の鼓堂
時刻を告げる太鼓?が鳴らされる。

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濠に架かる橋を越えると唐門

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橋越しに見る唐門

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重要文化財・唐門
1893年に京都から移築、1988年に重文指定を受ける。

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唐門の「雲龍山」扁額と彫刻

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唐門扉の牡丹の彫刻

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総門と唐門の説明

 総門脇の受付で入場料¥500を払って拝観スタート。前回は入場料もなく、境内だけを歩いた記憶しかなかったので、

時代の流れを感じます。それに先立ち受付でマンホールカードを入手。勝興寺をデザインしたカラー版ですが、道行く人が

踏ん付けるものに寺を描くといのも随分大胆な気がします。不器用【仏教】からの卒業と思うと【じいん】と来ました。

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高岡市マンホール
勝興寺と堅香子(片栗)

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高岡市マンホールカード
勝興寺受付にて配布。

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  1. 瑞龍寺 仏殿(富山県高岡市関本町)<瑞龍寺 その参>(09/12)
  2. 瑞龍寺 七堂伽藍(富山県高岡市関本町)<瑞龍寺 その弐>(09/11)
  3. 瑞龍寺 八丁道(富山県高岡市関本町)<瑞龍寺 その壱>(09/10)
  4. 大伴家持と高岡(富山県高岡市伏木古国府)(09/08)
  5. 勝興寺 境内散策(富山県高岡市伏木古国府)<勝興寺 その四>(09/06)
  6. 勝興寺 前田家所縁の書院(富山県高岡市伏木古国府)<勝興寺 その参>(09/04)
  7. 勝興寺 唐門に続く堂舎群(富山県高岡市伏木古国府)<勝興寺 その弐>(09/03)
  8. 勝興寺 総門から唐門へ(富山県高岡市伏木古国府)<勝興寺 その壱>(09/01)
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