<コース>
淀屋橋 → (京阪特急) → 出町柳 → 徒歩20分 → 哲学の道 → 法然院

善気山 法然院 萬無教寺(浄土宗系単立寺院)
山門をくぐるといよいよ境内ですが、山門は茅葺で数寄屋造り、屋根に生えた苔が周囲に映えます。
木造の多い関西では珍しく、神社の山門というよりも茶室に向かうと言った感じ。
その先に紅葉が描かれた白砂壇があるのが一層その印象を強めています。
尚、当寺は浄土宗で禅宗ではありません。

正式に南側の山門から入山

山門近影

山門下から上って来た参道を見返る

山門の屋根裏部分

苔生したと言うよりも苔鮮やかな茅葺屋根

山門下から見た白砂壇

白砂壇から見た山門

白砂壇に描かれた銀杏と紅葉

こちらは紅葉と渓流
法然院は
『正式には善気山法然院萬無教寺(ぜんきさんほうねんいんばんぶきょうじ)と言う浄土宗系単立寺院。
鎌倉時代に法然上人が弟子たちと共に六時礼讃行を勤めた草庵に由来する。
その後、寛永年間(1624~1644年)には殆ど廃絶していたものを、延宝8年(1680年)に
知恩院第三十八世・萬無心阿(ばんぶしんな)上人と弟子の忍澂(にんちょう)が中興したものである。

参道に続く放生池に架かる橋

橋の右手に建つ講堂
元は元禄7年(1694年)建立の大浴室だったが、昭和52年(1977年)に改装された。

境内の杉苔

左手に建つ経蔵
元文2年(1737年)の建立。

正面より見た経蔵
本堂は延宝9年(1681年)に客殿として建立。堂内には恵心僧都作の阿弥陀如来坐像と
法然上人自作の木像を安置し、直壇には毎晨朝に二十五の生花を散華する。
方丈は文禄4年(1595年)築の後西天皇の皇女の御殿を貞享4年(1687年)に移築したものとされ、
狩野光信筆の襖絵十四面の「桐に竹図」「若松図」「槙に海棠図」及び屏風の「雪松図」は
いずれも重要文化財に指定されている。』 とあります。

経蔵越しの紅葉

放生池周囲の紅葉

これはセンリョウか?

水盤に浮かべられた菊
境内は6時から無料で開放されており、池の周りの椿や楓、地面の杉苔を眺めながら散策する事ができます。
加えて外観だけですが、元文2年(1737年)建立の経蔵、元禄7年(1694年)建立の講堂も見る事が可能。
講堂は一見そうは見えませんが大浴室として建立されたものを昭和52年(1977年)に改装したものだそうです。

境内を庫裏の方へ進む

参道脇の石組みと杉苔

こちらが玄関
このように境内は自由ですが、肝心の本堂、方丈や襖絵は見れず。御朱印も対応していませんでした。
といっても拝観謝絶ではなく、春と秋の1週間だけ特別拝観。11月30日に御朱印を貰っているので拝観していたのでしょう。
ネット上では寺の一部を定期的に講演会やコンサートに開放しているとあるので必ずしも閉鎖的ではないようですが、
境内には、法要中につき立入禁止の札が架かって居り、建物内には観光客を入れる方針ではなさそう。
これは元、念仏の修行道場だった事にも拠るのでしょう。

参道を更に奥へ

こちらが特別拝観時のみの方丈と本堂

本堂への参道脇に建つ十萬霊塔

境内の樹木
椿と紅葉の名所なのに【ばんぶー】教寺とはこれ如何にですが、
文化財が見れないのは非常に残念ではありました。
尤もそのような事を言っても【〇の耳に念仏】ですぐ【放念】でしょうが…。

東側に建つ石塔

石塔脇のモニュメント

モニュメントの説明

平成4年に拝受した御朱印
[参考書]
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