<コース> 冬の青春18きっぷ使用 バスは日中30分間隔で運転
【往路】JR大阪(5:55) → JR姫路(7:30→7:31) → JR岡山(9:08→9:11) → JR福山(10:10)
福山駅前(10:30) → (バス) → 鞆港(11:02) → レンタサイクル20分 → 阿伏兎観音 → レンタサイクル20分 → 鞆の浦 → 淀媛神社 → 医王寺 → 明圓寺 → 沼名前神社 → 小松寺 → 備後安国寺

瑞雲山 安国寺(臨済宗妙心寺派)
釈迦堂西側にある安国寺本堂跡。
釈迦堂を内陣で参拝したあとは堂の裏手にある庭園へ。
説明板では庭園に並んでかつて本堂・庫裏があったとありますが、今は跡を残すのみです。
『安国寺の伽藍配置は各禅宗本山に見るものと同じ直綜式の三門・仏殿・法堂・方丈が完備されていたと推定され、
方丈側面の庭園として室町期の枯山水が安国寺方丈庭園として荒廃されながらも保存されてきた。

安国寺本堂跡

創建の由来
枯山水式庭園で、白砂や岩石で滝や流水を表現した室町末期の作庭と推定される。
三途の川には石橋、蓬莱山には岩石の仏様を置いた蓬莱式庭園とも呼ばれる。
中央の鶴島には蘇鉄、亀島には松を植えた鶴亀式庭園。鶴亀式庭園は戦国時代に流行したもので、
武将が自分達や主家の繁栄を願って作庭したものである。石橋の矢穴や長さ高さが桃山期の手法で、
慶長4年(1599年)安国寺恵瓊が改造したと伝わる。』 とあります。

本堂跡の南にある安国寺庭園

庭園の説明

岩石で仏様を表した蓬莱山

蘇鉄を配した鶴島

松を植えた亀島
説明書に拠れば荒廃していた庭園を復元修理したのは昭和の作庭家・重森三玲氏。
これに拠り作庭当時の美観を取り戻したとされます。
本庭は室町末期の庭園として有名な京都大徳寺大仙院、妙心寺退蔵院の庭園の折衷として構成されていますが、
部分的には枯瀧の石組みは天正期の京都本法寺に類似したりと様々な時代の要素が見られます。
中国路最古の枯山水庭園と言われ、参拝者は石に腰掛けながらゆっくり眺める事ができる訳ですから、
堂宇は無くなったと言え恵瓊の意志は今に生きているといえるでしょう。

境内北側に植えられている楷(かい)の木
栃木の足利学校より足利氏繋がりで贈られたものだとか。

楷の木の話
[参考書]
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