<コース> 紀州路快速は15分間隔で運転
【往路】JR大阪(8:38) → (紀州路快速) → JR和泉砂川(9:53)
泉南市観光協会 → レンタサイクル20分 → 信達神社 → 金熊寺 → 金熊寺梅林 → レンタサイクル20分 → 泉南市観光協会
【復路】JR和泉砂川(14:51) → (紀州路快速) → JR大阪(15:58)

一乗山 観音院 金熊寺(真言宗御室派 和泉西国三十三ヵ所第二十九番札所)
金熊寺梅林の紅梅
金熊寺参拝の後は、いよいよ後方にある梅林へ。金熊寺梅林は、
『江戸初期の正保4年(1647年)、この地の豪族であった信達神社神主・矢野和泉守家次に
「この地に梅木を植えなば、神領益々隆昌ならん。」
との神託があり、一族で相議して梅木を植林。これが金熊寺梅林の始まりである。
以来、泉州の梅の名所として知られ、明治31年(1898年)の記録図には根来街道に沿って
六尾から桜地蔵付近まで梅林が続いている。現在は金熊寺の後方、小丘が起伏する一帯が梅林となって居る。

高台から見た梅林全景

斜面を下る

時期尚早のため開花はちらほら
大戦中は畑に転用されたが戦後復興し、現在約二千本。
樹齢20~30年の樹木が殆どであるが、中には百年を越える老木も混じっている。
ここで獲れる梅は金熊寺梅と呼ばれ、実は小ぶりだが種が小さく肉厚で良質高価なものとされている。
現在は隣接する信達神社と共に大阪みどりの百選に選定されており、
2月下旬~3月中旬には多くの参拝者が訪れる。』 とあります。

開花すれば壮観であろう斜面に続く梅林

梅林底部にある梅の木

梅林の先にある溜池
和泉なので、行基さんが造ったかも。手前の箱は養蜂用か?
当初は金熊寺の寺域にある梅林と思い、信達神社参拝後は神社が管理している梅林と思いましたが、
行ってみると農家さんが梅の剪定をしておられる様子。
尋ねてみると梅林は複数の農家さんが自分の土地に梅干し用の梅を植えて栽培されているもの。
金熊寺というのはこの場所の地名でした。
紀州と同じように山の斜面を利用して栽培されており、高台に立つと山全体が梅に覆われる様子が
見える筈でしたが、未だ蕾状態。農家の方に伺うと、
農家:「ここの梅は遅いので咲くのは三月半ば頃ですね。」
和辻:「3月には紀州の梅は散っているので、もっと早いと思いましたが…。」
農家:「紀州は和泉よりもずっと温暖ですから。しかもここは山側ですし。」
和辻:「紅梅は咲いていますね。」
農家:「あれは受粉用で、梅干しになるのは専ら白梅です。」
との話。
子孫を残すためには単一品種より多品種の方が収穫量が増えるのは生物学的にも尤もな理由。
紅梅が植えられていたのは交配のためでした。
北河内から見ると、紀州も泉州も温暖なイメージでしたが、その差を考えに入れなかったのが敗因。
ねごろ街道を来たのに【みごろ】には程遠い状態。観梅はならず【完敗】でした。

これが梅干用の金熊寺梅らしい

こちらは交配用の紅梅

しかし写真映えするのは紅梅の方

梅林の地面に咲く「キンポウゲ(金鳳花)」
その後は駅前に戻り、案内所の向かいのレストラン杏樹で昼食。
この日は山側に行ったのでキノコオムレツランチ¥1000+ミニパフェ¥600。
野菜も魚介類も豊富な泉州ですが、キタやミナミに比べると随分リーズナブル。
【杏樹るより喰うが安し】でした。

「杏樹」全景

キノコオムレツランチ ¥1000

ミニパフェ ¥600

泉南市のマンホールカード 配布は泉南市観光協会
[参考書]
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