<コース> 春の青春18きっぷ使用
【往路】JR大阪(5:55) → JR米原(7:42→8:04) → JR大垣(8:36→8:40) → JR金山(9:20→9:30) → (名鉄) → 知多半田(10:00)
知多半田 → 徒歩3分 → 旧中埜家 → 徒歩8分 → 半田運河 → 半六庭園 → JR半田(11:14) → JR名古屋(12:03)

半六庭園正面入口(西門)
半田の豪邸は個人宅なので、中に入って見ることはできませんが、唯一見る事ができるのが旧中埜半六邸。
半田運河沿いの中埜酒店の南に隣接した場所に建ちます。
源兵衛橋から北上すると、道沿いに朱色塀が見えますが、こちらは裏の南門。正面玄関は西門になります。

邸の西側を南北に走る道

邸の南西端にある朱色塀

半六庭園の説明

庭園地図

景観重要建造物
『中埜家は江戸時代から地元の発展に貢献した豪商。
現在に残る屋敷と庭園は、明治22年(1889年)建築の中埜半六旧邸宅。
かつては母屋を始め茶室や九つの蔵など多くの棟が立ち並んでいた。
回遊式の日本庭園の泉水は海水を引き込み、潮の干満に合わせて水面が上下したと言われる。

南側側から見た母屋正面
今は1階がHANROK、2階が半六コラボと言う施設になっている。

母屋二階部分の張り出し

母屋西側の「ばぁむくぅへん研究所」
製造販売も行っている様子。

母屋南側の茶室跡

母屋の一角にある井戸と炊事場
また昭和40年代半ばから50年代初めまで、大相撲名古屋場所の折には
二所ノ関部屋宿舎として使用されており、第48第横綱大鵬も母屋二階で就寝していたと言われる。
現在、建家はフレンチレストラン・バームクーヘン専門店や貸部屋として利用され、
屋敷前の半六庭園は来訪者の憩いの場として無料で開放されている。』 とあります。

母屋の南にある広場
先には半田運河が流れる。

東側から見た母屋
この二階に大鵬関が泊まった?

東から見た庭園と母屋全景

母屋の縁側から北側を望む
奥の黒板塀は中埜酒造の建物。

庭園と四阿、その奥に建つ岸蔵(左)・前蔵
岸蔵は現在お手洗いとなっている。
半田の富豪・豪商の邸宅は今も子孫の方々が住まれている現役の建物が殆ど。
浮き沈みの激しい世の中での保持は、余程しっかりとした家訓が守られていると想像しています。
そんな中で見学できる半六庭園は貴重な存在。といって持ち主は中埜家ですから
左前になって手放したのではなく、地域に対する貢献といえるでしょうか。
大鵬関が定宿としただけあって邸内や庭園は横綱級。庭園が整備されているのは勿論ですが、
邸が綺麗に保たれているのは施設として利用されているから。玉子焼きではなくバームクーヘンでしたが、
なまじ使わずにいるよりも適度に使用する方が、良好に保存される道理です。

母屋と西蔵の間の中庭

中庭の紅梅

南から見た中庭
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