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周防阿弥陀寺 別院への道 (山口県防府市大字牟礼字上坂本) <阿弥陀寺 其の壱>

2022.08.26(20:45) 1212

真っ直ぐな道寂しい!(2022.5.4)


<コース>
【往路】JR新大阪(6:00) → (山陽新幹線) → JR新山口(8:18→8:28) → JR防府(8:44)

防府駅観光案内所 → レンタサイクル30分 → 阿弥陀寺 → レンタサイクル15分 → 周防国分寺 → レンタサイクル3分 → 防府天満宮 → レンタサイクル10分 → JR防府駅(12:23)

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東大寺別院 華宮山 阿弥陀寺(華厳宗・真言宗御室派兼務)
これは国道2号線、農業大学入口から寺へ向かって北東に間直ぐに伸びる道。

 この日は、防府、長府、広島と山陽の古今の中心を三日で巡礼する初日。

かつての国府や今の県庁と町はそれぞれ三者【さんよう】。

 先ずはJR防府で下車して三ヵ所の寺社巡り。

2ヵ所は駅から1㎞程の旧山陽道の北側に並んでいるので徒歩でも十分ですが、

阿弥陀寺だけは、駅から5㎞離れた山陽自動車道、新幹線も越えた先。

そこで9時の開店と同時に駅観光案内所で電動レンタサイクルを拝借。案内所の方に尋ねると、

和辻;「阿弥陀寺ですが自転車で行けますか?」

案内;「上りは最後だけなので大丈夫です。30分位でしょうか。」

との事。

 山陽道を東へ進み途中から「北北東へ進路を採れ!」。

意外と知られた名刹のようで、行く手を示した看板があったので道に迷う事はなし。

唯、3㎞位進むと人の姿もなく、「真っ直ぐな道寂しい」と詠んだ山頭火の気持ちが分かりました。

案内所の方の言葉通り丁度30分で到着。

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入口に到着
路線バスもここまで。

 華宮山阿弥陀寺(かぐうさんあみだじ)は、

『東大寺の俊乗房重源上人が東大寺再建のため、周防国務管理在任中に創建した寺院。

治承4年(1180年)、東大寺は平重衡の兵火に拠って焼失したが、これを非常に残念に思った

後白河法皇は大仏殿再建のために重源を東大寺再建の大勧進に任じた。

 文治元年(1185年)、重源は先ず手始めに大仏改鋳を実施。その後、大仏殿の再建に着手した。

翌2年に朝廷は周防一国の租税を東大寺に寄付し、重源を周防国務管理に任命する。

重源は宋人の陳和卿、日本人大工の物部為里を率い防府へ下向、佐波川上流の徳地の杣山で杣始めを行った。

そこは河口から28㎞も遡った場所にあったが、5年後の建久元年(1190年)10月に東大寺上棟、

同6年に竣工の大供養が営まれた。

 阿弥陀寺は重源が後白河法皇の現世安穏を祈願し、文治3年(1187年)にこの土地を選定し建立。

同時に阿弥陀寺経営のために寺領として25.9ヘクタールの田畠を寄付している。

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入口に建つ竜灯石

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寺標石と参道の奥に見える仁王門

 入口の直ぐ手前に聳え立つ竜灯石に続くのが開山時から当初に安置してある地蔵堂。

永和2年(1376年)12月17日の銘があり、製作年代が明白なものとしては県下最古である。

いつの頃からか婦人病に効果があるとされ蒟蒻を供える風習がある。』 とあります。

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由緒記

 本数は少ないながらも入口の直ぐ手前までバスが来ています。

それでもバス停までは道に日差しが燦燦と降り注ぎますが、

お寺に入った途端に鬱蒼とした木々に遮られると言う【うっそう】のような話。

 市内の他の観光施設と比べて僻地にあるのが謎でしたが、杣山と言う事で納得。

それよりも東大寺再建という一大プロジェクトが周防国の税で成り立っていた事に驚愕。

理由は色々あるでしょうが木材が【ほうふ】だったのが最大の理由。

バスの本数と木材の本数が反比例するかどうかは分かりませんが、

山口の名前は伊達ではなかったようです。

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入口左手に建つ地蔵堂

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頭光の上半分が欠けた三日月地蔵

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三日月地蔵の説明板

[参考書]

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