<コース> 南海ウイングバスは日中60分間隔で運転
【往路】JR大阪(8:24) → (紀州路快速) → JR和泉府中(9:04→9:07) → (阪和線) → JR下松(9:12)
下松駅前(9:25) → (南海ウイングバス) → 道の駅愛彩ランド(9:44) → 徒歩10分 → 積川神社 → 積川神社前(10:46) → (南海ウイングバス) → 池尻(10:58) → 徒歩5分 → 久米田寺 → JR久米田(13:19) → (阪和線) → JR北信太(13:27) → 徒歩5分 → 葛葉稲荷神社 → 徒歩15分 → 聖神社 → JR北信太
【復路】JR北信太(15:27) → (阪和線) → JR天王寺(15:46→15:52) → (大阪環状線) → JR大阪(16:06)

龍臥山 隆池院 久米田寺(高野山真言宗 準別格本山 和泉西国三十三ヵ所第二十三番札所)
大門前からの久米田池の眺望
積川神社前バス停から15分、久米田バス停の一つ手前の池尻で下車。
そこから南へなだらかな坂を上ると行く手に広大な久米田池が姿を表し、
畔には久米田寺が建ちます。
『この地域は古来より灌漑の水に乏しく、農民は旱魃に苦しんだ。
そこで聖武天皇は行基に命じて溜池を掘らせ、神亀2年(725年)から
天平10年(738年)まで14年の歳月を費やして竣工した。

眼前に広がる久米田池
この久米田池は現在、水面積45.6ha、貯水量157万t、灌漑面積27.7ha、周囲2.6㎞を誇り、
平成28年(2016年)には「世界灌漑施設遺産」に登録された。
久米田寺は天平6年(734年)の開基で、この久米田池を維持管理するために
建てられた隆池院に始まるとされる。
当山中興二代禅爾上人が六万本卒塔婆供養を行って池の修復を勧進し、
楠木正成三男・正儀(まさのり)も当時の依頼に拠り、池堤を修復したと古文書に見える。』
とあります。

池の北側を望む

同じく南側

池の畔から見た久米田寺
巡礼先は久米田寺ですが、由緒から明らかなように久米田池が初めに造られ、
池を管理する目的で出来たのが久米田寺。
それを思うと先ず、池に参拝?するのが礼儀というものです。
古代史上の宗教家で各地に多くの足跡を残しているのは、役小角、弘法大師と行基。
半ば伝説的な功績を遺した前二に対し、行基の事績は橋を架ける、溜池を掘るといった土木事業。
しかも一般民衆の利益に合致しているのが特徴。
彼が掘削した池は、昆陽池・狭山池・久米田池が有名ですが、規模は縮小したものの、
現在まで農業用水として貢献している所を見ると、【かんがい】深いものがあります。

大門脇に並んで建つ久米田寺と久米田池の石碑

大門越しの久米田池の眺望

名所図会に描かれた久米田池
[参考書]
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