fc2ブログ

空海 (岩波新書 新赤版 1933)

新品価格
¥968から
(2022/7/27 22:10時点)

タイトル画像

安養寺 本堂 (滋賀県栗東市安養寺) <安養寺 其の参>

2023.01.03(19:36) 1340

重文を内拝(2022.10.1)

<コース>
【往路】JR大阪(6:56) → (快速) → JR草津(7:57→8:02) → JR手原(8:09)

手原駅(8:30) → (こんぜめぐりちゃんバス) → 金勝寺(9:10) → 金勝寺 → 徒歩20分 → 道の駅こんぜの里りっとう(11:40) → (こんぜめぐりちゃんバス) → 手原駅(12:10)

栗東市観光協会 → (レンタサイクル7分) → 鈎の陣跡 → (レンタサイクル5分) → 安養寺 → (レンタサイクル10分) → 萬年寺 → (レンタサイクル5分) → 旧和中散本舗・六地蔵尊 → (レンタサイクル5分) → 新善光寺 → (レンタサイクル10分) → JR手原

【復路】JR手原(16:12) → JR草津(16:17→16:21) → JR大阪(17:12)

351-7-1.jpg
東方山 安養寺(真言宗泉涌寺派)

 木々に囲まれた参道を抜け、表山門を過ぎると正面に建つのが薬師堂(本堂)。

当寺は真言宗ですが、花頭窓や扉にはむしろ禅宗の様式を感じます。

 薬師堂正面に立って窓の間から重文の御本尊を拝観。

外陣からの参拝ですが、ふと横を見ると内拝の案内が。

そこで庫裏に向かうと少し年配の女性が対応。伺うと先代の住職夫人でした。

薬師堂内陣まで案内頂いた上、写真撮影の許可も頂きました。

案内等には拝観料は志納とありますが¥300に固定されている様子。

リーズナブルな値段と言えます。

351-7-2.jpg
薬師堂(本堂正面)
先ずは開いている扉の窓越しに拝観。

351-7-3.jpg
前面に掲げられた「安養寺」の扁額

351-7-4.jpg
斜前より見た薬師堂

351-7-5.jpg
内陣へは本堂左手の参道を進む
尚、参道の奥に建つのは観音堂。

351-7-6.jpg
庭園と仏像の拝観案内

351-7-7.jpg
観音堂前から

351-7-8.jpg
薬師堂へは観音堂右手にある渡廊下を進む

351-7-10.jpg
渡廊下近影

『当山の御本尊として薬師堂(本堂)に安置されているのが、重文・薬師如来坐像。

薬師三尊の中尊で寄木造、鎌倉時代後期の13世紀の作。

理知的でやや厳しさの伴った風貌表現となり、頭体各部の彫り口は明快。

体奥、衣の襞の彫りも深く動感に富む。

作者不詳であるが、運慶の後継者である湛慶(たんけい)の系譜上に繋がる。

 本尊の脇侍には日光・月光両菩薩が控えるが、これも本尊の薬師如来と

同じ工房の作とされ13世紀の優れた作品である。』 とあります。

351-7-9.jpg
渡廊下は薬師堂の後方へ繋がる

351-7-11.jpg
薬師堂内陣の様子

351-7-12.jpg
御本尊薬師如来と脇侍の二菩薩

351-7-13.jpg
脇侍の前の四天王像

351-7-14.jpg
脇侍の前の四天王像

351-7-17.jpg
文化財解説

 本尊の薬師如来と脇侍の日光・月光両菩薩は、信長に拠る元亀の兵火も潜り抜けた唯一の尊像。

それに加えて後世作の四天王像が四囲を囲むと言うパターン。

古い仏像に新たな仏像を加えるのは、けしからんという考えもありますが、

ここでは時代に拘らず仏像を一通り揃えています。

美術品ではなく、あくまで信仰の対象という本来の姿でした。

351-7-15.jpg
安養寺説明書

351-7-16.jpg
安養寺御朱印

[参考書]

滋賀県の歴史散歩〈上〉大津・湖南・甲賀

新品価格
¥1,320から
(2023/1/1 19:41時点)



足利義稙-戦国に生きた不屈の大将軍- (中世武士選書33)

新品価格
¥2,750から
(2023/1/1 19:43時点)



六角定頼:武門の棟梁、天下を平定す (ミネルヴァ日本評伝選)

新品価格
¥6,090から
(2023/1/1 19:45時点)



日野富子:政道の事、輔佐の力を合をこなひ給はん事 (ミネルヴァ日本評伝選222)

新品価格
¥2,860から
(2023/1/1 19:46時点)



「土の城」探訪: ①甲賀町の城

新品価格
¥2,024から
(2023/1/1 19:46時点)




ランキングにポチっと応援頂ければ嬉しいです!

神社・お寺巡りランキング


御朱印ランキング


にほんブログ村


にほんブログ村
スポンサーサイト





和辻鉄丈の個人巡礼 古刹と絶景の健康ウォーキング(御朱印&風景印)


滋賀県 トラックバック(-) | コメント(0) | [EDIT]
<<安養寺 観音堂 (滋賀県栗東市安養寺) <安養寺 其の肆> | ホームへ | 安養寺 参道を往く (滋賀県栗東市安養寺) <安養寺 其の弐>>>
コメント
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する