<コース>
【往路】JR大阪(6:56) → (快速) → JR草津(7:57→8:02) → JR手原(8:09)
手原駅(8:30) → (こんぜめぐりちゃんバス) → 金勝寺(9:10) → 金勝寺 → 徒歩20分 → 道の駅こんぜの里りっとう(11:40) → (こんぜめぐりちゃんバス) → 手原駅(12:10)
栗東市観光協会 → (レンタサイクル7分) → 鈎の陣跡 → (レンタサイクル5分) → 安養寺 → (レンタサイクル10分) → 萬年寺 → (レンタサイクル5分) → 旧和中散本舗・六地蔵尊 → (レンタサイクル5分) → 新善光寺 → (レンタサイクル10分) → JR手原
【復路】JR手原(16:12) → JR草津(16:17→16:21) → JR大阪(17:12)

東方山 安養寺(真言宗泉涌寺派)
木々に囲まれた参道を抜け、表山門を過ぎると正面に建つのが薬師堂(本堂)。
当寺は真言宗ですが、花頭窓や扉にはむしろ禅宗の様式を感じます。
薬師堂正面に立って窓の間から重文の御本尊を拝観。
外陣からの参拝ですが、ふと横を見ると内拝の案内が。
そこで庫裏に向かうと少し年配の女性が対応。伺うと先代の住職夫人でした。
薬師堂内陣まで案内頂いた上、写真撮影の許可も頂きました。
案内等には拝観料は志納とありますが¥300に固定されている様子。
リーズナブルな値段と言えます。

薬師堂(本堂正面)
先ずは開いている扉の窓越しに拝観。

前面に掲げられた「安養寺」の扁額

斜前より見た薬師堂

内陣へは本堂左手の参道を進む
尚、参道の奥に建つのは観音堂。

庭園と仏像の拝観案内

観音堂前から

薬師堂へは観音堂右手にある渡廊下を進む

渡廊下近影
『当山の御本尊として薬師堂(本堂)に安置されているのが、重文・薬師如来坐像。
薬師三尊の中尊で寄木造、鎌倉時代後期の13世紀の作。
理知的でやや厳しさの伴った風貌表現となり、頭体各部の彫り口は明快。
体奥、衣の襞の彫りも深く動感に富む。
作者不詳であるが、運慶の後継者である湛慶(たんけい)の系譜上に繋がる。
本尊の脇侍には日光・月光両菩薩が控えるが、これも本尊の薬師如来と
同じ工房の作とされ13世紀の優れた作品である。』 とあります。

渡廊下は薬師堂の後方へ繋がる

薬師堂内陣の様子

御本尊薬師如来と脇侍の二菩薩

脇侍の前の四天王像

脇侍の前の四天王像

文化財解説
本尊の薬師如来と脇侍の日光・月光両菩薩は、信長に拠る元亀の兵火も潜り抜けた唯一の尊像。
それに加えて後世作の四天王像が四囲を囲むと言うパターン。
古い仏像に新たな仏像を加えるのは、けしからんという考えもありますが、
ここでは時代に拘らず仏像を一通り揃えています。
美術品ではなく、あくまで信仰の対象という本来の姿でした。

安養寺説明書

安養寺御朱印
[参考書]
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