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氣多大社 大伴家持の事 (富山県高岡市伏木一宮) <氣多大社 其の弐>

2023.01.27(23:00) 1363

御伴した社(2022.11.3)

<コース>
【往路】JR大阪(6:30) → (サンダーバード1号) → JR金沢(9:13→9:27) → 高岡(10:08)

高岡駅前4番(10:43) → (加越能バス) → 国泰寺前(11:03) → 徒歩10分 → 国泰寺 → 徒歩20分 → 雨晴駅前(12:33) → (加越能バス) → 伏木一の宮(12:42) → 徒歩3分 → 越中国分寺跡 → 氣多神社 → 徒歩15分 → 伏木駅前(13:50) → (加越能バス) → 高岡駅前(14:12)

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氣多大社(越中国一宮 式内社 旧県社) 大伴神社全景

 重要文化財の本殿の周辺には参集殿・御輿殿・拝受所が続きますが、

一番高台に鎮座するのが大伴家持を祀った大伴神社。

また神社から見下ろす場所には彼の顕彰碑も建っています。

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社殿右手前に建つ参集殿

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社殿左手の御輿殿

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大伴神社に続く参道脇の拝受所
人気はなく使用されている様子はなし。

『家持は越中に赴任した翌年の夏、立夏にホトトギスが鳴かないのをきっかけに

都と全く異なる越中の風土を本格的に体験する事になった。

「この思いを都の人に伝えたい。」と思った家持は、越中を代表する「二上山」

「布勢の水海」「立山」と言う三つの景観を「越中三賦」と呼ばれる大作に纏め上げた。

この家持の思いを偲び、顕彰碑の脇には「越中三賦」を象った石が配されている。

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鳥居の奥に鎮座する大伴神社

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大伴神社本殿

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大伴神社由緒
摩滅の上、解説もないので、内容は分からず。

「立山の賦」には立山連峰を源とする黒部川上流の石を、

「二上山の賦」には麓を流れると詠まれた射水川(現小矢部川)上流の石を、

「布勢の水海の賦」には詠まれている渋谿の崎から掘り出した石を、

と言う様に、家持の詠んだ越中の素晴らしい景観を表すのに

相応しい石で彼の歌の世界を象っている。』 とあります。

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上から見た大伴家持顕彰碑

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大伴宿祢家持卿顕彰碑

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顕彰碑脇の「越中三賦」を象った石

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越中三賦象形石の説明

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境内下遠望

 本殿の脇に小さく鎮座するのが大伴神社ですが、

果たして一ノ宮に付随した末社と考えて良いのでしょうか?

 ここで時間的なスケールを追うと、大伴家持が越中国守に赴任したのは

天平18年(746年)6月から天平勝宝3年(751年)の6年間。

一方、氣多大社が能登国の同名社から勧請されたのは、それよりも後の天平宝字元年(757年)以降。

その時は既に家持は越中には居ませんでした。 

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参道右手にある総社跡

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総社跡解説

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結界を示す縄の奥にある総社跡伝承地

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伝承地の標

 古代の名族出身の中央政界の官僚で、歌人として名声を得ていたとはいえ、

一ノ宮の境内に一個人の社を建てるものなのか?

 思うに家持赴任中に彼が氏神を祀る神社を建立した場所に、

後から一ノ宮を勧請したと考える方が無理のない気がします。

随分せこい気もしますが、【勘定】高いともいえます。

それなら大伴神社は取り壊せば良さそうなものですが、

歌人に敬意を表したか、後の祟りを怖れたか、そこが萬葉人の大らかさでしょう。

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総社跡伝承地から社殿を見る

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境内から見た市街地と富山湾

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入口左手にある今の社務所
御朱印はここで拝受。

 こうして越中一ノ宮参拝の後は、伏木駅方面へ。

徒歩でも15分程度ですが、鉄道だけでなく、バス路線もある交通の要衝。

いざ到着するとほんの数分待ちで高岡駅行きバスが。

鉄道やレンタサイクルを使わず、只管バスと徒歩の巡礼は久し振り。

バスに恵まれた半日でした。【時刻に仏】とはこの事でしょう。

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神社説明書

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氣多神社御朱印

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JR伏木駅スタンプ

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