<コース>
【往路】JR金沢(7:54) → JR粟津(8:42)
粟津駅前 → レンタサイクル25分 → 那谷寺 → 粟津駅前
[路線バス] 粟津駅前(9:55) → 那谷寺(10:12) → 徒歩5分 → 那谷寺 → 那谷寺(11:30) → 粟津駅前(11:44)

自生山 那谷寺(真言宗) 重文・書院への入口
金堂華王殿で御朱印を拝受した後は、特別拝観の書院へ。
前回もあった筈ですが、全く記憶になし。当時、拝観はなかったのでしょうか?
『那谷寺が天正の戦乱(1575年)で諸堂伽藍が焼失した際、
先ずその復旧を図り仮御堂として建てたのがこの書院である。

入口からの書院の眺め

畳の上に置かれた由緒書き

由緒書き遠景

衝立とその上に吊るされた駕籠
当山の住職が用いたか?
寛永17年(1640年)、加賀藩主前田利常はこの書院に在って、
山上善ヱ門・後藤祐乗等の名工を多数用いて諸堂再建に当たった。
書院は全て京間造り、南二間は仏間兼対面の間、東は装束の間、
庭に面した北の間を利常公御成の間とし、玄関は土天井になっている。
武家書院造として国の重要文化財に指定されている。

書院廊下

縁側からの中庭の眺望

書院右手奥にあるのが庫裏庭園

書院屋根の紅葉
庫裏庭園は書院建築に伴い寛永年間に作庭されたと認められ、前田利常が小堀遠州の指導を仰ぎ
加賀藩造庭奉行の別部卜斉に命じて造らせた名園である。国の名勝指定園となっている。
元の庭区は広く東方まで広がっていたが、今は書院の北東部のみに縮小されている。
西方を茶室・如是庵、東方を小池に限られた平庭で、東寄りの奥まった所に
三尊石の石組みを立て景の中心とし、庭面には景石を多く配し、飛石を多く打つ。
全体としての構成は簡素であるが、椎の老木や苔に覆われ幽邃古雅な趣を見せている。』
とあります。

縁側より見た書院

庭に面した御成りの間

さすが「花嫁のれん」の加賀だけの事はある

これが説明にある茶室か?
寺院に書院があるのは不思議ではありませんが、ここは再建の拠点として建てられた仮本堂。
仮であれば完成後は取り壊し、無造作に造っても良さそうですが、丁寧な造りとなっていました。
結果的に残されて後世に伝わる事に。贈呈された造庭と言えますが、
その基になったのは百万石のプライドか、職人気質かは分かりませんが…。

書院縁側より見た庫裏庭園

蹲と飛石

庭園の奥まで続く飛石

庭の向こうには金堂華王殿が垣間見える
[参考書]
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