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丹後のもみじ寺 金剛院への道(京都府舞鶴市鹿原) <金剛院 其の壱>

2023.02.24(20:22) 1391

奥山に紅葉踏み分け鹿が鳴く(2022.11.19)

<コース>
【往路】JR京都(6:37) → JR園部(7:21→7:26) → JR綾部(8:25→8:51) → JR東舞鶴(9:20)

東舞鶴駅 → 徒歩12分 → 赤れんが館 → レンタサイクル20分 → 金剛院 → レンタサイクル15分 → 松尾寺 → レンタサイクル30分 → 東舞鶴駅

【復路】JR東舞鶴(14:28) → (まいづる10号) → JR京都(16:07)

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鹿原山 慈恩寺 金剛院(真言宗東寺派 関西花の寺二十五霊場第三番)

 昨日は18時に京都市内でのイベントに参加。その合間を縫って市内から少し離れた場所で紅葉狩。

場所は130㎞離れた丹後の舞鶴市。近頃は、丹波の「森の京都」と共に「海の京都」で売り出し中だとか。

東舞鶴駅近くの舞鶴赤れんがパークで電動自転車を借りて二ヵ所巡礼。

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右手に現れる奉行杉
平清盛の父忠盛の御手植えと伝わる。

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駐車場から見た金剛院

 パーク前の27号線を東へ6㎞、鹿原(かわら)と書かれた交差点を鹿原川に沿って

南東に0.8㎞行き右手に巨大な奉行杉が現れたら寺も間近。

鹿原の地名は開山である眞如(しんにょ)法親王が諸国行脚の途中で鹿に導かれて当地に立ち寄り、

深山の静けさと自然の美しさに心打たれて当寺を建立した事に由来。河原に建立したからではありません。

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鹿原川に架かる朱塗の端を渡り山門をくぐる
境内への入口はここのみ。

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橋の上からの眺め

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反対側の景色
紅葉はこの奥に続いている。

 川に沿って進み、広い駐車場を挟んで左手に白壁で囲まれた寺院が一ヵ所目の金剛院。

遠くからでも全体が赤く見えるほどですが、それもその筈「丹後のもみじ寺」として関西花の寺

第三番札所になっています。10時前でしたが、車も参拝者もそれなりの数になっていました。

 山門を過ぎてほぼ正面が寺務所。御朱印等はここで拝受できますが、

メインの紅葉を見るには山門右手の参道を進む事になります。

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境内側から見た山門

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先ずは寺務所へ
この周辺だけならば入山料は不要。

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寺務所玄関前には赤い実のピラカンサスが

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寺務所玄関からの眺め
正面に建つのは宝物館。

 楓を植えたのは舞鶴城主だった細川幽斎。理由の記述はないものの、文武に秀でた彼の事、

百人一首の猿丸太夫の歌に着想を得たと想像するのも一興です。

平安初期に遡る古刹ですが【こんごう】は、紅葉の【効用】で多くの人が【来よう!】となるに違いありません。

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寺務所の前庭と奥に見える拝観受付

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山の借景を見ながら受付へと向かう

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受付の先は紅葉の絨毯

[参考書]

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