<コース>
【往路】JR京都(6:37) → JR園部(7:21→7:26) → JR綾部(8:25→8:51) → JR東舞鶴(9:20)
東舞鶴駅 → 徒歩12分 → 赤れんが館 → レンタサイクル20分 → 金剛院 → レンタサイクル15分 → 松尾寺 → レンタサイクル30分 → 東舞鶴駅
【復路】JR東舞鶴(14:28) → (まいづる10号) → JR京都(16:07)

JR小浜線松尾寺駅舎
金剛院に続く巡礼先は松尾寺、西国札所第二十九番札所の古刹で、
駅から3㎞程の距離はあるものの最寄り駅は小浜線の同名の駅。
京都府内にある小浜線内唯一の駅でもあります。
それにも拘らずこの日は6.1㎞手前の東舞鶴駅からレンタサイクル。綾部~東舞鶴間は
ほぼ1時間毎の運行ですが、小浜線への乗換となると途端に本数が半減。
松尾寺駅の開業は大正11年12月と古いですが、平成5年のデータでは一日の乗降客は
66名と東・西舞鶴駅の1.5%しかありませんでした。

27号線沿いに建つ松尾寺への案内板

駅舎全景
未だ非電化だった平成5年は乗換時間も僅かで9時半頃に駅に着きましたが、
電化された今回は東舞鶴駅での待ち時間が2時間近く。これでは歩いた方が早く着くと言うもの。
一体何のための電化だったのは不思議になります。

未だ非電化の平成5年に押印した松尾寺駅スタンプ
無人化されて久しく、これは隣の東舞鶴駅に設置されていたもの。
レンタサイクルは小浜線に沿って走ったので、途中興味もあって松尾寺駅へ立ち寄り。
東西の舞鶴駅舎は二階建ての鉄筋に改装されましたが、こちらは29年前と変わらぬ木造平屋建て。
無人駅であることは同じですが、それにしては駅全体が綺麗な状態なので近寄って見ると、
駅舎の正面には登録有形文化財の金属板が嵌め込んでありました。

駅舎入口近影
寺院本堂で言えば、向拝と山号の扁額に相当する?

入口の壁に嵌め込まれたレリーフ
ルネサンス様式の門司港駅舎などとは異なり決して芸術的な造形ではありません。
肥薩線の嘉例川駅あたりが嚆矢かと思いますが、3セクの天浜線、長良川鉄道を含めて
昔【ながら】の駅舎に価値を見出すのが最近の傾向のようです。

駅舎待合室
落書き等もなく綺麗な状態。

思わず唸ってしまう列車本数

改札口
待合室に入ると、13時10分の東舞鶴行の列車を待つ人が数人居られましたが、
全体を見渡して非常に清潔な印象を受けました。無人駅だと落書きや破壊が多発し
不良の溜まり場になるのではと心配でしたが杞憂に過ぎませんでした。
昔の駅舎が壊されずに守られているのは有難い事ですが、駅は鉄道として利用されるのが本来の姿。
列車を【まつのーぉ】寺ならば良いですが、廃線になって【ポツンと一軒舎】だけは避けたいものです。

27号線から青葉山を目指す

この先で左手の脇道へ入る

このような田圃の中を往く

最後はこのような坂道を上る
巡礼の道の最後は田圃の中から山中の坂道を経て門前へ到着。
西国札所と言う割には門前には宿泊・食事施設もなく、江戸時代よりも却って後退している感じ。
電車で参拝に来る人が少ないのはこんな所にも原因がありそうでした。

ようやく入口へ到着

入口脇の案内板

石段を上った先に山門が建つ
[参考書]
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