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月ヶ瀬への道 (奈良市月ヶ瀬)

2023.03.15(21:56) 1410

山城の村から大和の市内へ(2023.3.11)

<コース>
【往路】JR天王寺(6:18) → JR加茂(7:26→7:33) → JR月ケ瀬口(7:57) → 月ヶ瀬駅前(8:45) → (臨時バス) → 尾山口(9:00)

徒歩5分 → 梅林入口 → 真福寺 → 一目八景 → 帆浦梅林 →梅林公園 → 天神神社・天神梅林 → 代官坂 → 月ヶ瀬橋 → 一目万本 → 奥の谷梅林 → 龍王梅林 → 八幡橋 → 紅葉の小道 → 梅の資料館(月ヶ瀬橋畔) → 尾山口

【復路】尾山口(13:40) → (臨時バス) → JR月ヶ瀬駅(13:55→14:12) → (関西本線) → JR大河原(14:18) → 徒歩8分 → 恋志谷神社 → JR大河原(15:19) → JR加茂(15:35→15:39) → (大和路快速) → JR大阪(16:54)

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JR月ケ瀬口駅前の梅と石碑
月ヶ瀬梅林の最寄駅だからと思いそうだが、地元の偉人を顕彰したもの。

 弥生も中旬に突入。気温も20℃越えの中、今期最後の梅の香りを求めて月ヶ瀬へ。

月ヶ瀬といえば関西を代表する梅林ですが、訪れた人は意外と少ない景勝地。

それもその筈、行政区は奈良市ですが平成の大合併前は月ヶ瀬村と呼ばれた市の東端で

バスを利用しても2時間。しかも奈良市内からの公共交通は午前・午後の二便と、

これでは自家用車かバイクを使わない限り訪問は困難。

 そう諦めかけていた矢先、先週立ち寄った道の駅で梅まつり開催と

JR月ケ瀬口駅から臨時バスがほぼ1時間おきに運行される事が判明。

3年ぶりだそうで、祭りは2月12日から3月26日までと一ヶ月半ですが、

バスは3月4日から12日の9日間のみ。これは見逃せないと満を持しての巡礼。

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駅北側にある道の駅で押印したスタンプ
文字だけの図柄は珍しい。

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道の駅で入手した「月ヶ瀬 梅まつり」のチラシ

 名古屋駅から天王寺駅を結ぶ関西本線ですが、加茂から亀山間は単線非電化。

大雨が降ると運休、月末には保線で運休、日中は1時間毎の運行とかなりの難物ですが、

バスとの連絡を思うと利便性は抜群でした。

 8:45分の始発を目指しましたが、木津から加茂までの便がなく早めの7:57分着。

昭和26年開業のJR月ケ瀬口駅は非電化区間ながら駅員配置・スタンプ設置もありますが土日は休み。

歩くことも考えましたが、駅から9㎞の距離を考えて駅前で時間潰しとなりました。

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休日は無人の駅舎

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営業時間の張り出し

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旧国鉄時代のDiscover Japan 印
このタイプとしては期間が長く、民営化後も暫く設置されていた。

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JR月ケ瀬口駅スタンプ
2006年設置のJR西日本印と同様のタイプで、後に設置。今も現役で活躍中。

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但し、コロナのためスタンプは休止中

 時間が来て到着した臨時バスは名張営業所の三重交通。

駅は京都府、行先は奈良県なのに三重交通とはこれ如何に。

単に【みえ】を張ったのか、付近が【なーばり】なのかは分かりませんが…。

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駅前のバス停にある臨時バスの貼り紙
JR駅間を走るコミュニティバスは毎日運行している。

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マイクロバスと思いきや立派なバス

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行先表示板
「宮の前」が中間点で県境の様子。

 始発なので立ち席もなく15分で終点・尾山口に到着。終点は梅渓の北東隅。

ここから82号線に沿って進み、小中学校・郵便局・行政支所を見ながら南下すると

道沿いに名勝月ヶ瀬梅林の道標が。ここから梅園へ向かいます。

道沿いには梅を商う店舗が並んでいましたが、どれも趣のある建屋。

唯、昼食や土産購入には、ここまで戻らなければ思うとしんどいですが、

その心配は良い意味で裏切られる事になります。

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月ヶ瀬のマンホール蓋
今は奈良市だが、かつては月ヶ瀬村だったので独自のデザイン。

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月ヶ瀬郵便局 ; 名張川に架かる月ヶ瀬橋、梅花

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82号線沿いに建つ道標

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旅館の様な外観の福田商店
梅関係の商品が並ぶが、本業は漬物店。

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道標脇の小谷商店

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小谷商店入口
看板には「名産 月瀬漬」とある。

 店裏には枝垂れ梅があり観光客が撮影中。

先週、バスの運転手さんに訊いた話では

「今は三分咲きなので、来週あたりがベストでしょう。」 とありましたが、

来て見ると見事な満開。【月ガセ】ネタではなかったようです。

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小谷商店裏の枝垂れ梅

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枝垂れ梅近影

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坂を上った先にも「月瀬漬」 の店舗が
店名は同じ小谷商店。

[参考書]

奈良県の歴史散歩〈上〉奈良北部

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