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東海道関宿 (三重県亀山市関町) <関宿 其の壱>

2023.03.22(20:34) 1417

東海道を関西本線で(2023.3.4)

<コース> 春の青春18きっぷ使用
【往路】JR大阪(5:55) → JR米原(7:42→8:03) → JR大垣(8:37→8:40) → JR名古屋(9:14) → 近鉄名古屋(9:21) → (近鉄名古屋線) → 近鉄弥富(9:34) → 徒歩5分 → 歴史民俗資料館 → 徒歩8分 → JR弥富(10:08) → JR四日市(10:33→10:40) → JR亀山(11:07→11:14) → JR関(11:21)

関駅前 → 徒歩5分 → 関宿 → 関地蔵院 → 誓正寺 → 旧田中家住宅 → 會津屋・小万茶屋 → 旧落合家住宅 → 高札場跡・郵便局 → 深川屋 → 旅籠玉屋歴史資料館 → 旅人宿 石垣屋 → 橋爪家 → 伊藤本陣跡 → 三番町山車倉 → 鶴屋脇本陣波多野家 → 百六里庭(眺関亭) → 志ら玉前田屋製菓

【復路】JR関(13:21) → JR月ケ瀬口(14:12) → 徒歩5分 → 道の駅 → JR月ケ瀬口(15:13) → JR加茂(15:35→15:39) → (大和路快速) → JR大阪(16:54)

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JR関駅前にて
奥を走るのは国道一号線。

 雛祭の翌日、春の18きっぷで鄙へとお出掛け。最寄りは関西本線の弥富駅ですが、

始発列車や運行本数の関係上、東海道本線で名古屋まで行き近鉄名古屋線で弥富へ。

地図上は遠回りですが時間的には30分以上早く到着し、野暮用を済ませたのは10時過ぎ。

そのまま来たルートを帰るのも芸がないので、ひたすら関西本線で大阪を目指す事に。

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この日の目的、弥富市マンホールカード
配布場所は弥富市立歴史資料館にて。

 関西本線は名古屋から難波までを結ぶ170㎞の路線。

国鉄時代は東海道本線と並んで名古屋~大阪のメインルートで集客のために

豪華列車を走らせる、土産を持たせるといった熾烈な争いがあったのは有名ですが、それも今は昔。

全線複線電化の東海道本線に対し、単線電化の名古屋~亀山区間、

単線非電化の亀山~加茂間を持つ関西本線は大きく水を開けられました。

それでも昔は急行「かすが」が名古屋~奈良間を運行していましたが…。

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関駅跨線橋上から名古屋方面を見る

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同じく跨線橋上から見た駅舎と鈴鹿山脈

 降りたのは非電化区間の関駅。翌5日まで開催されているひなまつりと

昼食を摂るための下車でしたが、降りたのは私を含めて数名。

駅の待合室兼喫茶スペースでは祭に合わせて雛人形が展示中。

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駅構内で展示中の親王雛

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これは内裏雛
雛人形も色々な【ケース】がある模様。

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吊るし雛の奥に走る関西本線

『関は古代からの交通の要衝、古代三関のひとつ「鈴鹿関」が置かれ、

関の名もこの鈴鹿関に由来している。

鈴鹿関が初めて歴史に登場するのは古代最大の内乱である壬申の乱。

大海人皇子が鈴鹿・不破関を固めたという記録が残る。

延暦8年(789年)、桓武天皇に拠って三関は廃止されるが、

その後は天皇の崩御や政変等が起こる度に儀式としての固関が行われた。

 鈴鹿関跡の詳細な位置や規模などは分からなかったが、近年の発掘調査で

聖武天皇に拠って整備されたと見られる西限の城壁が確認されている。』 とあります。

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町屋をイメージした駅舎

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国鉄時代の駅スタンプ
中々立派な出来栄えだが、サイズも一辺102㎜と豪華。

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現在の駅スタンプ  「わたしの旅」類似印

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駅前に立つ関宿案内図

 かつての鈴鹿の関があったことからの命名ですが、今でも旧東海道、国道1号線、

関西本線が北から100m程の距離に並ぶことからも分かります。

関所が置かれるのは山が両側に迫り通過するのが狭い所に限られますから、

当然ではありますが…。

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国道1号線から東海道へと向かう道

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宿場への案内板

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案内板横にある歌碑

 国道1号線沿いにあるお目当ての店に行くと昼時でもあり満席。

36番の順番カードを貰いましたが、お店の方の話では約1時間待ち。

その待ち時間で東海道と雛祭という二つの関の【町時間】を過ごすことになりました。

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1号線沿いの行列のできる店に名前を書く

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1号線を挟んで店の向かいに建つ石の地蔵様

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家の間を抜けいよいよ東海道へ

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