<コース> 春の青春18きっぷ使用
【往路】JR大阪(5:55) → JR米原(7:42→8:03) → JR大垣(8:37→8:40) → JR名古屋(9:14) → 近鉄名古屋(9:21) → (近鉄名古屋線) → 近鉄弥富(9:34) → 徒歩5分 → 歴史民俗資料館 → 徒歩8分 → JR弥富(10:08) → JR四日市(10:33→10:40) → JR亀山(11:07→11:14) → JR関(11:21)
関駅前 → 徒歩5分 → 関宿 → 関地蔵院 → 誓正寺 → 旧田中家住宅 → 會津屋・小万茶屋 → 旧落合家住宅 → 高札場跡・郵便局 → 深川屋 → 旅籠玉屋歴史資料館 → 旅人宿 石垣屋 → 橋爪家 → 伊藤本陣跡 → 三番町山車倉 → 鶴屋脇本陣波多野家 → 百六里庭(眺関亭) → 志ら玉前田屋製菓
【復路】JR関(13:21) → JR月ケ瀬口(14:12) → 徒歩5分 → 道の駅 → JR月ケ瀬口(15:13) → JR加茂(15:35→15:39) → (大和路快速) → JR大阪(16:54)

関宿(東海道五十三次第四十七宿)
昔の町並みを活かした東海道のおひなさまは2月11日~3月5日まで開催中で、ギリギリセーフ。
東海道がほぼ東西に走り家は街道に面して建てられているので、街道を歩きながら素早く鑑賞。
鄙には稀な体験でした。
『地蔵院門前には関宿を代表する町屋が並ぶ。「会津屋」は関宿を代表する旅籠で、かつての名は「山田屋」。
仇討で有名な小万が育った家としても知られ、今は蕎麦屋となっている。
東に隣接するのは二階に洋風意匠の窓がある洋館屋、今は小万茶屋として営業し雛人形を展示。

旅館「あいづや」 は蕎麦屋として営業中

小万茶屋外観

小万茶屋内の展示

小万茶屋内の展示
同じ北側通りを東へ行くと、大きく間口の開いた落合家へ。
ここは街道からも見ることができますが、誘われるまま中に入ると、豪華な雛壇がお出迎え。
人形もここで【落ち合う】のでしょうか?

街道北側に建つ旧落合家住宅

旧落合家にて

内裏雛(落合家にて)

吊るし雛(落合家にて)
関宿を代表する銘菓「関の戸」を扱う深川家では内裏雛と宮中に運んだ菓子箱等を展示。
陸奥大掾と言うのは禁裏へ上がるに際し朝廷より下されたもの。
雛人形と御所への通い箱が並ぶのはどちらも内裏の所縁か?

銘菓「関の戸」を商う深川屋

内裏雛と内裏への通い箱

深川屋店内にて
二階の虫籠窓が白壁に映える玉屋は関宿を代表する大旅館の一つ。
「関で泊まるなら鶴屋か玉屋、まだも泊まるなら会津屋か」と謡われた。
今は江戸時代の貴重な建築に、当時使われていた道具類や、
庶民の旅に関係する歴史資料等を展示する資料館となっている。
ここと隣接する旅館石垣屋でも雛人形を展示。

白漆喰が一際目を惹く「玉屋」

いかにも旅籠らしい玉屋の店先

旅館「石垣屋」の展示

石垣屋の店先に立つ雛人形
橋爪家は代々橋爪市郎兵衛を名乗り、寛文の頃から両替商として江戸にも出店を持ち、
大坂の鴻池と並び称された豪商。江戸末期は芸妓の置屋として栄えた。
街道に面して手摺付き二階妻入建であるが、これは明治期の改造で元は平入屋根であった。
街道に面して三角形の屋根を見せるこの建物は関宿では珍しい。
ここでは江戸・明治・昭和に加え、昭和30年頃まで行われた掛け軸雛が展示されている。』
とあります。

橋爪家外観

橋爪家由緒

江戸時代の雛人形(橋爪家にて)

こちらは大正時代(橋爪家にて)

掛け軸雛(橋爪家にて)
途中、山車倉がありましたが、これはこの歴史ある町並みを舞台として7月末の二日間、
山車が巡行する祭礼に使用されるものでした。
かつて豪華な山車を見た村人が祇園祭を見てその豪華さに落胆したとか。
そこから「関の山」の諺ができたそうです。尤も日本三大祭りと比較するのも気の毒ではありますが…。

ショーウインドウ越しに見る雛飾り

格子越しに見る雛人形

はらや化粧品店にて

三番町山車倉
土産には「関の戸」と並ぶ銘菓「志ら玉」を8個購入。
「関の戸」に比べ賞味期限は短いものの1個¥100はお得でした。
ここの店内にもお雛様が飾ってあり「宝永雛」の表示が。
江戸の宝永年間の作かと驚きましたが、お店の方の話では娘さんに誂えたものとの事。
宝永とはきっと様式の事なのでしょう。放映されるかどうかは分かりませんが…。

「志ら玉」を商う前田屋製菓

店先に置かれた「志ら玉」
6個は土産、2個は帰りの列車内のおやつに。

展示の宝永雛

最上段の御内裏様
一通り街道を見て歩くと丁度1時間。それからお店に向かうとほぼ待ち時間なしの昼食でした。
高三の同級生に教えて貰った「初音」は初値ではないものの、大阪よりも¥1000程安い¥3180。
亀山市なので【みえ】を張った訳ですが雛祭なので自ら納得。
まあ、庶民の贅沢としてはこれくらいが【関の山】でしょうが…。

行列のできる「初音」に向かう

番号待ちの電光掲示板

上うな重

蓋には廣重の東海道五十三次の関がデザイン
[参考書]
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