河原町の忠兵衛はん(2023.3.5)
<コース> 電車は日中10分間隔で運行
【往路】阪急梅田 → (阪急電車) → 東向日 → 徒歩2分 → 西国街道

中小路家住宅(国の登録有形文化財) 喫茶室にて雛人形を前に
五辻の分岐点を左へ進み西国街道を南下し、阪急京都線の線路を越えると上植野町下川原。
街道沿いは河原町と呼ばれ、白壁の土蔵や塀、門が連なり、往時の景観を今に伝えています。
そんな中で唯一見学できる施設が中小路家住宅。
唯、見学と言っても喫茶室併設なので、食事をしながらの見学ではあります。

阪急京都線を抜け西国街道を更に南へ

街道に立つ竹を象った街灯

竹の形の道標
中小路(なかこうじ)家は、
『菅原道真の一族で、太宰府へ左遷される道真に従った後、京へ戻り、
道真を祀る天満宮を、現在の長岡京市開田に造立したとされる。
上植野にある向日神社の御旅所前から東西へ延びる一本道は“中筋道”と称され、
復元された長岡京では大路に当たる由緒を持つが、これを姓にしたと考えられる。

中小路家に到着

北に隣接する御屋敷

こちらは御向かいの御屋敷

南に隣接する御屋敷
室町時代から戦国時代には、乙訓・西岡の土豪として活躍、本拠として開田城を築いた。
付近一帯に多い中小路家は、その子孫と考えられる。当家に伝わる延宝8年(1680年)以来の
古文書などから400年近く前から現在地に住まい、幕末には聖護院門跡領の庄屋を務めていた。
代々の当主が忠兵衛であったことから屋号を「河忠」と言い、古くからの農家であった。

中小路家の長屋門

喫茶メニュー

門から見た主屋

主屋の前の庭

庭に咲く花
中小路家は西国街道に沿った住宅で、敷地中央北寄りに建つ主屋に、上質な造りの座敷を備えた大形民家。
敷地内には高く腰板を張った土蔵造りの内蔵と外蔵、落ち着いた佇まいの離れ及び内門が建つ。
また西国街道に面して、南から軒まで漆喰塗り込めとした穀蔵、出格子窓を付けた長屋門、
これらと統一的な外観を持つ木小屋と塀が連なり、旧家の屋敷構えを伝えている。
現在の主屋については、弘化5年(1848年)正月に居宅建て替えを願い出た文書の付図と比べ、
大きく異なる点はなく、この年に造立され維持されてきた建物である。』 とあります。

主屋玄関前にて

展示中の雛人形

左上段の内裏雛と三人官女

右側は内裏雛のみ
中の工事もなく、予約なしの昼食。入口横の座敷にも雛壇が置かれ、
庭からも眺めることができますが、屋内にはそれにも増して豪華な雛人形が陳列。

主屋に展示中の雛人形 (左側)

同じく右側

正面の雛人形は戦前の仕様か?

有職雛

御簾越しに見る内裏雛
併設の喫茶店も【なかこうじ】ならば甘酒か味噌がメインかと思いましたが、意外にもイタリアンでした。
雛人形を見ながらの優雅なランチで、オムライス&レモンスカッシュのセットで¥1000はお得。
食後は熱いカプチーノを注いだアフォガードアイス ¥650 で〆。
アフォガードとは溺れる意味でそうで、いい意味で食事に溺れました。
その後、南の一文橋まで歩いてひな人形巡礼終了。かつて橋が洪水でしばしば流されたため、
架け替えの費用として通行人から一文づつ徴収したのが名前の由来だそうですが、
りーずなぶるなランチのお陰で【一文無し】にならなかったのは幸いでした。

雛人形を見ながらのオムライス

オムライスに続いてレモンスカッシュ
リュトンの形のグラスがお洒落。

最後はアフォガードアイスで〆

こちらは売り物の雛人形
干支の関係かウサギが目に付く。
[参考書]


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【往路】阪急梅田 → (阪急電車) → 東向日 → 徒歩2分 → 西国街道

中小路家住宅(国の登録有形文化財) 喫茶室にて雛人形を前に
五辻の分岐点を左へ進み西国街道を南下し、阪急京都線の線路を越えると上植野町下川原。
街道沿いは河原町と呼ばれ、白壁の土蔵や塀、門が連なり、往時の景観を今に伝えています。
そんな中で唯一見学できる施設が中小路家住宅。
唯、見学と言っても喫茶室併設なので、食事をしながらの見学ではあります。

阪急京都線を抜け西国街道を更に南へ

街道に立つ竹を象った街灯

竹の形の道標
中小路(なかこうじ)家は、
『菅原道真の一族で、太宰府へ左遷される道真に従った後、京へ戻り、
道真を祀る天満宮を、現在の長岡京市開田に造立したとされる。
上植野にある向日神社の御旅所前から東西へ延びる一本道は“中筋道”と称され、
復元された長岡京では大路に当たる由緒を持つが、これを姓にしたと考えられる。

中小路家に到着

北に隣接する御屋敷

こちらは御向かいの御屋敷

南に隣接する御屋敷
室町時代から戦国時代には、乙訓・西岡の土豪として活躍、本拠として開田城を築いた。
付近一帯に多い中小路家は、その子孫と考えられる。当家に伝わる延宝8年(1680年)以来の
古文書などから400年近く前から現在地に住まい、幕末には聖護院門跡領の庄屋を務めていた。
代々の当主が忠兵衛であったことから屋号を「河忠」と言い、古くからの農家であった。

中小路家の長屋門

喫茶メニュー

門から見た主屋

主屋の前の庭

庭に咲く花
中小路家は西国街道に沿った住宅で、敷地中央北寄りに建つ主屋に、上質な造りの座敷を備えた大形民家。
敷地内には高く腰板を張った土蔵造りの内蔵と外蔵、落ち着いた佇まいの離れ及び内門が建つ。
また西国街道に面して、南から軒まで漆喰塗り込めとした穀蔵、出格子窓を付けた長屋門、
これらと統一的な外観を持つ木小屋と塀が連なり、旧家の屋敷構えを伝えている。
現在の主屋については、弘化5年(1848年)正月に居宅建て替えを願い出た文書の付図と比べ、
大きく異なる点はなく、この年に造立され維持されてきた建物である。』 とあります。

主屋玄関前にて

展示中の雛人形

左上段の内裏雛と三人官女

右側は内裏雛のみ
中の工事もなく、予約なしの昼食。入口横の座敷にも雛壇が置かれ、
庭からも眺めることができますが、屋内にはそれにも増して豪華な雛人形が陳列。

主屋に展示中の雛人形 (左側)

同じく右側

正面の雛人形は戦前の仕様か?

有職雛

御簾越しに見る内裏雛
併設の喫茶店も【なかこうじ】ならば甘酒か味噌がメインかと思いましたが、意外にもイタリアンでした。
雛人形を見ながらの優雅なランチで、オムライス&レモンスカッシュのセットで¥1000はお得。
食後は熱いカプチーノを注いだアフォガードアイス ¥650 で〆。
アフォガードとは溺れる意味でそうで、いい意味で食事に溺れました。
その後、南の一文橋まで歩いてひな人形巡礼終了。かつて橋が洪水でしばしば流されたため、
架け替えの費用として通行人から一文づつ徴収したのが名前の由来だそうですが、
りーずなぶるなランチのお陰で【一文無し】にならなかったのは幸いでした。

雛人形を見ながらのオムライス

オムライスに続いてレモンスカッシュ
リュトンの形のグラスがお洒落。

最後はアフォガードアイスで〆

こちらは売り物の雛人形
干支の関係かウサギが目に付く。
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