<コース> 冬の青春18きっぷ使用
【往路】JR大阪(6:00) → JR姫路(7:30→7:31) → JR岡山(9:08→9:33) → JR児島(9:54)
JR児島駅観光案内所 → レンタサイクル40分 → 由加山蓮台寺 → 由加神社 → レンタサイクル30分 → JR児島駅観光案内所
【復路】JR児島(13:40) → JR岡山(14:02→14:12) → JR相生(15:17→15:18) → JR姫路(15:40→15:42) → (新快速) → JR大阪(16:42)

由加山 瑜伽大権現 蓮台寺(真言宗御室派 別格本山 中国観音霊場第六番) 総本殿
厄除けの42段の石段を上り切った場所に建つ表門を過ぎると蓮台寺境内。
年末の厄除けに来たからには、先ずは厄除け祈願が大事。門を抜けて道なりに左方向へ進んでいくと
目の前に二階建ての鉄筋コンクリートの真新しい建物が。境内でも最大のここが厄除大不動を祀る総本殿。
広大な敷地のある当寺にあっても迷う事はありません。

表門から境内へ

参道を進み総本殿受付へ
由加山瑜伽大権現蓮台寺(ゆがさんゆがだいごんげんれんだいじ)は、
『今から1200年前の奈良時代の天平10年(738年)、行基菩薩が五つの欲である五塵の垢を洗う聖地の
瑜伽(由加)山に、阿弥陀如来と薬師如来の二尊を「瑜伽大権現」として祀り一寺を建立したのが始まり。
二尊は人々の苦しみを除き、幸せを与える誓いを立てているため「厄除けの権現様」として
多くの人々の信仰を集めた。また行基が由加山に籠った際に感得したのが、本尊の十一面観世音菩薩である。

唐破風の総本殿入口

入口の「瑜伽大権現」の扁額

駐車場からの参拝者はこちらから

由緒記
平安末期の兵火に拠って伽藍は衰退するが、室町時代になって増吽(ぞううん)僧正が仏閣を中興。
瀬戸内海随一のお詣り所として隆盛。瑜伽大権現と金刀比羅大権現(金刀比羅宮)の双方を参拝する
「両まいり」という慣習が生まれ、多くの参拝者で賑わったという。
現在も全国各地から年間40万人以上の参拝者が厄除けの御利益を授かるべく訪れる場所となっている。

総本殿1階部分

大権現へ参拝

正面に鎮座する日本一の厄除大不動
明治の神仏分離に拠り、境内からは由加神社が分離。江戸時代の伽藍配置とは異なる配置となっている。
境内に入ると最初に目に入るのが厳かな雰囲気の総本殿。平成10年に別格本山蓮台寺の本尊十一面観音、
厄除本尊・瑜伽大権現、宗祖弘法大師の「瑜伽三尊」を祀る祈祷と供養の殿堂「総本殿」として完成したもので、
過去と現在が混在した大伽藍である。

厄除三十三観音に参拝後、2階へ

2階の御本殿へ
厄除け祈祷は総本殿二階で毎日行われており、僧侶たちが経典を広げて行う「転読」で受けられる。
また日本最大級の厄除不動明王を安置しており、巨大で威厳ある姿に参拝者は畏敬の念を抱く。
「厄除大不動」は大権現の御使隷(おんしれい)として権現様の御威光を広め、
より多くの人々を救済するため、日本最大の御身を現わされたとされる。』 とあります。

2階御本殿の広間

御本殿で祈祷中の参拝者

2階から見た厄除大不動

足腰地蔵尊
受付に続く正面の唐破風屋根から内部に入ると1階は広い空間。
実は唐破風入口は左側にもう一つあってそちらは駐車場に直結しています。
総本殿正面の真王殿と名付けられた場所に鎮座ましますのが日本一の厄除け不動。
恐ろしい忿怒の形相ですが、平成時代の作製で青色に彩色されているせいか、怖い感じはしませんでした。

弁財天

狐面の絵馬

蓮台寺説明書

蓮台寺御朱印
コロナの影響で、これ一種という事で紅葉透かし入りの ¥800
お不動様に祈願したあとは、厄除三十三観音を拝して靴を脱いで二階へ。
そこが御本殿で畳の敷かれた大広間では僧侶に拠る御祈祷が進行中。
御祈祷は御願いしませんでしたが礼拝して辞去。更に二階からも不動様が間近に拝む事ができました。
新たにできた事もあって、総本殿はあらゆる祈祷・法要・礼拝を執り行う場所。
ここにお参りすれば万事休すならぬ万事OKという【ほうよう】力のある聖地でした。

総本殿向かいの売店

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