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瓦屋禅寺 楓寺への道 (滋賀県近江八幡市安土町石寺) <瓦屋禅寺 其の壱>

2023.11.06(20:22) 1637

古代のアルピニスト(2022.11.27)

<コース>
【往路】JR大阪(6:21) → (快速) → JR近江八幡(7:39)

近江八幡駅 → レンタサイクル30分 → 教林坊 → レンタサイクル30分 → 徒歩10分 → 瓦屋禅寺 → レンタサイクル40分 → 近江八幡駅

【復路】JR近江八幡(14:09) → (新快速) → JR大阪(15:13)

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石崎山 瓦屋禅寺(臨済宗妙心寺派 近江西国第十八番 聖徳太子御遺跡第三十番)
門前はかつての大門跡

 教林坊に参拝して紅葉を堪能した後は、東へ向かってもう一つの楓寺へ。

近江鉄道の主要駅八日市から北へ1㎞程行った場所。

地図で見るとかつて訪問した太郎坊宮の更に北にある模様。

 八日市駅手前の道路を北に進むと、松尾神社の横で道は二手に。

左は車で行く道のようで、寺院前まで行けそうですが、道が曲がりくねっており遠回りの予想。

そこで真っ直ぐ進むと門前へ到着。案内板を見るとこちらが正式な参道で、

己の判断が正しかった事に一安心。

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人気のない門前に掲げられた解説板

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こちらも人気のない門前にある参道歴史御案内図
殆どの参拝者は南から道路を上り駐車場へ向かう。

 石崎山瓦屋禅寺(いしざきさんかわらやぜんじ)は、

『聖徳太子が四天王寺建立の際、四神相応の霊土として山中の土を用いて瓦を造らせ、

近江最初の寺院として山頂に建立したのが始まりとされる。

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表参道から真っすぐに伸びる約1000段の石段

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表参道(大門跡) の解説板

 当寺への参道は、麓の健部瓦屋寺町から始まる。

かつての大門があったとされる跡地から本堂までは八丁(約872m)。自然石を並べた石段を

渓流に沿って登って行くと、参道の左右には石垣で固められた坊跡が雛壇状に並ぶ。

これが瓦屋禅寺を中心とした寺院群であり、往時の繁栄を偲ばせる。

ほぼ真直ぐに石段を登ると正面に石垣が現れ、これを迂回するように石段が付けられている。

かつての門の様な構造物である。

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大門跡を過ぎると先ずは地蔵堂が

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参道途中の金網は猪鹿侵入防止とか!

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やがて石段も急に

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古墳群

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古墳群解説

 ここを登ると四丁目、右手に「聖徳太子の腰掛石」と刻まれた石標があり、

平らな石が横たわっている。五丁目には白蛇伝説が残されている蛇塚がある。

更に登ると庫裏に向かう石段と、本堂に向かう石段に分岐する。

ここで本堂へ向かい少し上ると左手に巨岩が屹立、これは明らかな磐座であり、

この元から古墳時代の祭祀遺物が出土している。ここから急峻な石段を登り切ると境内に出る。

ここまでの石段は計994段と長いが、規則正しく石が並び、段数の割には登り易い。』 とあります。

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閻魔堂跡

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閻魔堂跡解説

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参道途中にある聖徳太子の腰掛石で一服

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腰掛石の解説

 己の判断に喜んだのも束の間、入口に建つと眼前には境内まで真っすぐに続く石段。

しかも入口を過ぎて直ぐに獣除けの金網が行く手を遮ります。

曲がりなりにも曲がって居れば良いですが、麓から真っすぐだと休むこともままならず。

中国の泰山に登るのもこのような感じなのでしょう。

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更に進むと僧房跡の石垣が

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僧房跡解説

 途中、寺院群の跡の石垣や古墳群があり、昔から栄えた場所だったのでしょうが、それも今は廃墟。

それが余計に参道を長く感じさせる事になりました。結局、入口から千段の階段を登り境内到着。

「太子はアルピニストかアルキニストかいな?」 などと愚痴も出ます。

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白蛇の塚

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白蛇伝説

 近江は太子所縁の寺社が多い事で知られますが、皆、結構な山奥。

聖徳太子と言えば、大和斑鳩が直ぐ思い浮かびますが、太子の墳墓は河内ですし、

家臣の小野妹子は近江の豪族。秦河勝は京都の太秦。

一ヵ所で沈思黙考するイメージがありますが、我々が想像する以上に行動的な人物というのが

実際の所でしょうか。そうでなければ遣隋使を派遣したりしませんわな。

寺を創建するような身体も壮健だったのはやはり大した人物。

【千段】は双葉より芳しとは良く言ったものです。

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本堂に近付くと磐座が左手に出現

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磐座由緒

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千段の石段を上りきり愈々境内へ

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