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石馬寺 三社一寺への参道 (滋賀県東近江市五個荘石馬寺町) <石馬寺 其の壱>

2023.11.20(20:38) 1651

石馬の池から参道を行け!(2022.12.3)

<コース>
【往路】JR大阪(7:30) → (快速) → JR安土(7:58)

JR安土駅 → 徒歩20分 → 桑實寺山門 → 徒歩20分 → 桑實寺 → 徒歩15分 → 観音寺城跡 → 徒歩10分 → 観音正寺 → 徒歩35分 → 石馬寺 → 徒歩10分 → 石馬寺(12:42) → (滋賀バス) → 能登川駅(14:50)

【復路】JR能登川(13:04) → (新快速) → JR大阪(16:13)

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御都繖山 石馬禅寺(臨済宗妙心寺派 聖徳太子霊蹟第三十六番札所 びわ湖百八霊場第六十九番)

 観音正寺参拝後は、この日三ヵ所目の寺を目指して山越え。

奥之院から駐車所を抜けると近江八幡市から東近江市へ行政区が変わります。

途中、遥か向こうに雪を頂いた山々が見えたのは伊吹山でしょうか?

「黎明の里」 と彫られた石碑を越え交差点に差し掛かると五個荘地区。

近江八幡・日野と並ぶ近江商人の郷ですが、この日は商人地区はスルー。

バス停手前の石馬禅寺と書かれた寺号標を西へ進み山麓にある門前へ。

太子駒つなぎの松、石馬の池の石碑が建ちます。

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繖山を下り五個荘地区へ

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「黎明の里」 石碑
繖山の北側の登山口に当たるか?

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遥か向こうに見える伊吹山系(左)と手前を流れる瓜生川

 御都繖山石馬禅寺(ぎょとさんざんいしばぜんじ)は、

『推古天皇2年(594年)、摂政であった聖徳太子が「霊地は近江国にある」と占い、

駒の蹄に任せて永久に鎮護国家・仏法興隆を祈る道場を求めていた。

 そして繖山の麓辺りに来ると、駒は歩みを止めて進まなくなり、太子が傍らの松の樹に繋いで

山に登った所、瑞雲がたなびく風光明媚な風景が目の前に広がった。

太子は山頂で龍神とまみえ様々な啓示を受けたと言う。

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石馬寺公会堂の前に建つ寺号標
入口には未だ500m以上先。

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道沿いにある説明板

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門前に残る聖徳太子駒繋ぎの松

 太子が「積年の望みをこの地に得たり」と深く感動して下山すると、

松の樹に繋いだ駒が傍らの池に沈んで石と化していた。

この奇瑞に大いに霊気を感じた太子は、直ちに山を『御都繖山』と名付け寺を建立。

馬が石となった寺、即ち 『石馬寺(いしばじ)』 と号された。

 その際に記された聖徳太子直筆 「石馬寺」 三文字の木額、

及び太子が駒を繋いだ松の樹が本堂に安置されている。

また寺に至る石段下の蓮池には石と化した「石馬」が今も背中を見せている。

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松の向かいには 「石馬の池」

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名勝 石馬の池

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池全景

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石と化した 「石馬」

 当寺への表参道は、寺伝にある石馬の池から始まる。石馬寺の寺号標の脇には

石馬寺大門址の石標が建ち、かつてはここに山門があった事が覗える。

 ここから自然石を並べた石段がほぼ真直ぐに伸び、先ず左手に行者堂跡・閻魔堂跡と石仏群が、

更に登った右手には石垣で固めた坊跡が連続して現れ、かつての繁栄ぶりを偲ばせる。

この石段を231段登った所が三叉路になっており、石馬寺・雨宮龍神社・六所神社へ分岐する。

ここまでの石段は「かんのん坂」と言い、古より僧や行者を始め多くの人々が信仰を求め歩いた古道である。

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石碑の間を抜け奥の石段を上る

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石馬寺大門址の石碑

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山門に聳える杉の巨樹

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階段前の紅葉

 三叉路を右に折れ、石段を104段登ると石馬寺の境内に出るが、

そこに至るまでの石段は四十九坂(始終苦坂)と呼ばれている。

登り詰めた先には隠れ里的な寺院が建つ。』 とあります。

 全国に寺院は約7万あるそうですが、石馬寺と言う名前はここのみ。

清水・長谷・金剛・来迎など同名が多い寺院の中では珍しいと言えます。

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先ず紅葉のトンネルの 「かんのん坂」 を231段上る

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坂の左手にある行者堂跡、閻魔堂跡と石仏群

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途中、大門址を振り返る

 寺号の由来は太子の乗馬が動かず石になったから。門前の池にその石まで残っているのは御愛嬌。

普通、馬が石になることはないでしょうが、馬が己の意志で石の様に動かなくなったのは、十分在り得る話。

乗った太子も【ぎょっと】したでしょうが、これが山号に繋がったかどうかは定かではありません。

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複数の塔頭跡

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もうすぐ 「かんのん坂」 も終わり

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亡者の辻と呼ばれる三叉路
左が六所神社、正面が雨宮龍神社、右に行くと石馬寺。

 この日は石馬寺巡礼が目的でしたが、通常なら三叉路を左へ45段登った六所神社、

真っすぐ670段登った雨宮龍神社にもお詣りするのが正式な参拝になる筈です。

 石になった馬は兎も角、本堂まで続く石段の両側は楓に覆われ、今の季節は紅葉の参道と化します。

馬だからと言って桜を植えたりはしていないようです。

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石馬寺へと向かう始終苦(四十九)坂

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坂の脇に並ぶ石仏群

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始終苦坂から亡者の辻を眺める

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