fc2ブログ

中世荘園の様相 (岩波文庫 青N402-1)

新品価格
¥1,353から
(2024/2/10 08:50時点)

タイトル画像

福澤諭吉旧居・福澤記念館 (大分県中津市留守居町)

2024.02.03(19:45) 1720

夜行のすゝめ(2023.12.1)

<コース>
【往路】大阪駅前(21:30) → (近鉄高速バス) → 中津サンライズホテル前(6:31)

中津駅前(7:22) → (大交北部バス) → 青の洞門(7:47) → 青の洞門 → (徒歩10分) → 羅漢寺橋 → 羅漢寺〒 → (徒歩15分) → 耶馬渓〒 → 耶馬渓橋 → 下曽木入口(9:38) → (大交北部バス) → 中津駅前(10:02) → 観光案内所 → (レンタサイクル10分) → 福澤諭吉旧居・福澤記念館(MHC) → 中津福沢通り〒 → JR中津(11:18)

404-1-1.jpg
JR中津駅構内に置かれた福澤諭吉夫妻のパネル

 大山寺で大参事?に遭って一月も経たない内に豊後路へ。

骨折に続いて【おおいた】とはギャグにもなりませんが、それと言うのも

既に「定期観光バス 国東半島史跡めぐり」という¥4100の格安ツアーに申込済だったため。

 久しぶりの九州なので、少しでも【吸収】してやろうと前日の大分入り。

最終のぞみで小倉乗換えの「ドリームにちりん」という特急があったのも今は昔。

夜行バスでの九州入りとはなりました。

 九州最初の降車は中津駅前。日豊本線下りでは大分県最初の駅ですが、

かつては豊後ではなく豊前だった事から、今でも県庁の大分よりも福岡県との結びつきが強い街です。

404-1-2.jpg
夜行バスを下車して向かったJR中津駅

 中津といえば、福澤諭吉の出身地。

『福澤諭吉は天保5年1834年、大坂の中津藩蔵屋敷で生まれた。

父・百助は13石2人扶持の廻米方であったが、帆足万里の教えを受け学問好きの家風であった。

 諭吉2歳の時に父が死去、諭吉らは豊前の中津に帰る。

12歳の頃、母親の実家橋本家に移るが、そこがこの旧居である。

横の土蔵は安政元年1854年、19歳で長崎に遊学するまで彼が勉学に励んだ場所である。

福澤記念館には彼の遺品、遺墨、著作等を展示し、映像でその一生を辿ることができる。

また壱万円札の第一号券も展示されている。』 とあります。

404-1-5.jpg
ただいま修復中の福澤諭吉旧宅入口

 中津藩士でありながら生まれは今の大坂福島区。大阪駅から環状線で1駅ですが、

地下鉄御堂筋線で1駅行くと同じ中津駅かあるのも何か所縁を感じます。

江戸時代の豊前・豊後は小藩が犇めく場所で、最大でも中津藩の十万石止まり。

明治以降も九州西側のような大都市は生まれませんでした。

404-1-6.jpg
茅葺屋根と黄土色の土壁が映える旧宅

 そんな中にあって三浦梅園・広瀬淡窓・帆足万里とその時代の日本を代表する学者が出たのはまさに壮観。

藩の力が弱いために、却って個人の才能が伸びることとなったのでしょう。

加えて三人とも江戸・大坂・京都などの大都市へは行かず、この地で学問を教えた事が大きな特徴です。

江戸時代は幕藩体制ですが、我々が思う以上に地方には力があったようです。

404-1-7.jpg
中津市MHCは福澤記念館にて配布中

そのバランスが崩れるのが明治維新。福澤諭吉も豊前ではなく、江戸・東京に出てから

大きく活躍する事になります。その意味で維新は地方分権から一極集中への分水嶺に当たったと言えるでしょうか。

404-1-8.jpg
中津福沢通り郵便局 ; 中津城、独立自尊碑

 この日は早朝の耶馬渓観光から戻った後、列車待ちの間に旧宅まで自転車で飛ばしてMHCを無事入手。

武士とは言え簡素な家で、諭吉が学問に志したのも分かる気がします。

駅の構内にも写真や彼の言葉が掲げられており、町を挙げてアピールしています。

404-1-3.jpg
駅構内に掲げられた 『学問ノススメ』 の有名な一文

 みどりの窓口にも彼の肖像画があるのは、一万円札を使って貰いたいというおまじないでしょうが、

合理主義者の諭吉が泉下で知ったらきっと苦笑するに違いありません。

現在、全国で「みどりの窓口」の閉鎖が急速に進んでいますが、

利用者の利便を考え【閉鎖のススメ】は避けたいものです。

尤も令和6年には澁澤栄一に交代するので、地元としてはダメージ大。

字面からは「渋」より「福」の方が良さそうですが、経済活性化には慶應義塾創設者の肩書よりも、

明治維新の経済の立役者の方が【ええ位置】に居るようです。

404-1-4.jpg
JR中津駅の「みどりの窓口」 にも諭吉の肖像画が

[参考書]

大分県の歴史散歩 (歴史散歩 44)

新品価格
¥1,320から
(2024/2/3 19:38時点)



JR・私鉄全線各駅停車 10 九州830駅

中古価格
¥1から
(2024/2/3 19:39時点)



街道をゆく 34 大徳寺散歩、中津・宇佐のみち (朝日文庫)

新品価格
¥748から
(2024/2/3 19:40時点)



福翁自伝 (講談社学術文庫)

新品価格
¥1,386から
(2024/2/3 19:43時点)



福翁百話 現代語訳 (角川ソフィア文庫 I 106-2)

新品価格
¥859から
(2024/2/3 19:44時点)



独立自尊――福沢諭吉と明治維新 (ちくま学芸文庫)

新品価格
¥1,430から
(2024/2/3 19:44時点)



現代語訳 学問のすすめ (ちくま新書)

新品価格
¥770から
(2024/2/3 19:45時点)




ランキングにポチっと応援頂ければ嬉しいです!

神社・お寺巡りランキング


御朱印ランキング


にほんブログ村


にほんブログ村
スポンサーサイト





和辻鉄丈の個人巡礼 古刹と絶景の健康ウォーキング(御朱印&風景印)


大分県 トラックバック(-) | コメント(0) | [EDIT]
<<青の洞門 (大分県中津市本耶馬渓町曽木) | ホームへ | 神門寺 境内の諸堂 (島根県出雲市塩冶町) <神門寺 其の弐>>>
コメント
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する