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両子寺 しぐれ紅葉 (大分県国東市安岐町両子) <両子寺 其の弐>

2024.02.24(20:41) 1740

六郷満山の七不思議(2023.12.2)

<コース>
【往路】JR大分(8:00) → JR宇佐(8:50)

(国東半島ツアーバス) 宇佐駅前(10:15) → 宇佐神宮(滞在50分) → 富貴寺・昼食(滞在60分) → 真木大堂(滞在20分) → 熊野摩崖仏(滞在55分) → 財前墓地(車窓見学) → 両子寺(35分) → 大分空港(16:00) → 別府駅東口(17:05) → 大分駅前北口(17:30)

【復路】大分駅前(20:20) → (近鉄高速バス) → 大阪駅前(7:20)

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足曳山 両子寺(天台宗別格本山 六郷満山総持院 六郷満山霊場第三十一番札所)  書院・客殿

 仁王門から紅葉散り敷く参道を上ると、行く手には再び石垣が聳え、その上には伽藍が見えます。

こうして漸く両子寺境内へ到着。受付の正面に建つ現代風の建物は本堂ではなく書院・客殿。

人が居られるのは受付とここだけなので御朱印、御守り等は全てこちらで頂く事に。

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石垣下に建つ真新しい寺号標

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寺号標に続く十三重石塔
手前の僧侶は仁聞菩薩像?

 足曳山両子寺(あしびきさんふたごじ)は、

『養老2年(718年)、仁聞(にんもん)菩薩に拠って開創された六郷満山の中山本寺で、

修行の中心地として栄えた。江戸時代には杵築藩の最高祈願所となり、

六郷満山の総持院として満山を統括する立場にあった。

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受付前より見た境内
書院(左)と護摩堂(右)

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書院・客殿玄関の唐破風
御朱印等は全てここで拝受。

 その右手に建つのが護摩堂。山岳修行の根本道場にして本尊不動尊を始めとする諸仏を祀る。

明治2年(1869年)焼失後、同25年に原型通り再建された。四方宝形、扇垂木、二段化粧の構造である。

不動明王は鎌倉時代の作で、両子の名の通り子授けの霊地として名高い。

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書院横を抜け護摩堂へ

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護摩堂へは参道に面した側面より入る

 護摩堂から更に先に進むと橋を渡って奥の院へ至るが、その手前一帯は

両子山七不思議の一つ「しぐれ紅葉」の場所。その謂れは、

この紅葉の下に立ち上を見上げると、晴天の日でも雫が顔に落ちる事からの命名である。

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正面から見た護摩堂

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護摩堂より見た鐘楼と受付

 しぐれ紅葉の周辺には

・山川の 音は父母の 愛に似て かわることなし たゆることなし

・世の中の 正しき道を 一筋に 進みて御国の 末を開かめ

歌碑が建つ。

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金田一京助の歌碑

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重光葵歌碑

 前者は言語学者金田一京助が昭和44年5月14日に参拝時の、

後者は大分県出身の政治家重光葵がモスクワに向かう時に詠んだものである。

 その傍らには瀧澤馬琴顕彰碑が建つが、これは馬琴が当寺を題材にして

『両子寺累客縁起 豊後州国埼郡』 という読本を記した事に拠る。』 とあります。

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瀧澤馬琴顕彰碑

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両子寺を詠んだこのような歌碑も建つ

 六郷満山の総持院と言うだけあって広大な敷地には堂宇が点在。

素人目には【掃除】するのも大変そうです。場所的には国東半島のほぼ中央、

最高峰両子山の中腹と言う位置もそうですが、もう一つここには霊水走水観音が湧出。

これほどの高所で霊泉が湧くと言うのが建立された所以と言えそうです。

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霊水走水観音 (説明書より)

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両子山七不思議の一つ 「しぐれ紅葉」 の看板

 前述した「しぐれ紅葉」同様、「走水観音」も両子山七不思議の一つ。

本堂西方1.5㎞にあって常に一定量湧出し、冬温夏冷と言うのがその理由だそう。

この他、無明橋・鬼橋・針の耳・鬼の背割・鬼のツメ石と続きます。

唯、これだけの境内で35分の滞在は時間的に無理があり、見る事の出来たのは

書院→護摩堂→大講堂→奥の院 のルートにあった3不思議のみ。

霊泉も含め脇に外れた場所には行く事ができませんでした。この辺りはツアーの負の面と言えます。

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「しぐれ紅葉」 と渓谷に架かる 「鬼橋」

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しぐれ紅葉の先にある石碑群
七不思議 「針の耳」 「鬼の背割」 「鬼のツメ石」 は更に進んだ奥にある大岩群に。

 参拝途中の「しぐれ紅葉」には幾つかの歌碑が建つのは紅葉の名所のため。

金田一京助と重光葵の歌碑は全く異なった内容で、どちらが良いという【可否】を問うものではありません。

重光葵と言えばミズーリ号上での降伏文書に署名した事で知られますが。

彼の立場や責任が伝わって来る内容です。彼は外交官出身の政治家ですが、

今の政治家が果たしてこのような歌を詠めるかどうかは疑問です。

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護摩堂後方の石塔群

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神仏習合を感じる門
受付以前はここから参拝したと思われるが今は閉鎖中。

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両子郵便局 ; カエデの葉の外枠に梅園の里・天体望遠鏡、両子寺護摩堂、ブンゴウメ

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