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天寧寺 三重塔 (広島県尾道市東土堂) <天寧寺 其の壱>

2024.04.17(19:21) 1786

かいうんの塔(2024.3.22)

<コース> 春の18きっぷ使用

【往路】 JR大阪(6:00) → (快速) → JR姫路(7:30→7:31) → JR岡山(9:08→9:46) → JR尾道(11:11)

尾道駅 → 徒歩10分 → 持光寺 → 徒歩5分 → 千光寺 → 徒歩5分 → 天寧寺 → 徒歩10分 → 西國寺 → 徒歩8分 → 浄土寺 → 海龍寺 → 徒歩15分 → 尾道駅

【復路】 JR尾道(15:10) → JR岡山(16:33→16:44) → JR姫路(18:09→18:10) → (新快速) → JR大阪(19:13)

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海雲山天寧寺(曹洞宗)

 千光寺を下りて次なる寺院に向かいますが、細い坂道が迷路になっているので

果たして目的地に無事行けるのか?と思いきや眼前には風格を感じる五重塔が屹立。

地図を見ると寺院はその付近なので、等を目指して行けば迷うことはなさそうです。

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千光寺から迷路のような細道を下る

 写真映えする家屋を抜けると塔の横に出ます。見上げると20mはあろうかと思う三重塔は

国の重要文化財、海雲塔の別名を持ち内陣には弥勒菩薩が安置されています。

祀られているのはミロクでも大きさはマクロというのもミリョクの一つでしょう。

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細道は三重塔の脇へ

 古寺めぐりのルートでは国道2号線から線路を潜って鐘楼門を抜けて参拝。 

その後。千光寺に向かうとありますが、私は千光寺を【先行】させたため逆打ち。

しかし三重塔の向こうの市街地と遠く尾道大橋も遠望できるという幸運に恵まれました。

これも【開運】の塔の御利益でしょう。尤も通常ルートでも見える事に変わりはありませんが…。

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正面より塔を見上げる

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三重塔の向こうに尾道市街と尾道大橋を遠望

 海雲山天寧寺(かいうんざんてんねいじ)は、

『開基は南北朝時代の貞治6年(1367年)、尾道の人万代道円の発願に拠り、

室町幕府二代将軍足利義詮が父尊氏の遺志を継いで工費を寄進し、普明国師を講じて開山とした。

一説には貞和年間(1340年代)に尊氏が創建したと伝えられる古寺を改新したものとされる。

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正式には南側から階段を上って参拝

 その後、足利将軍の断絶と共に衰亡の一途を辿るが、元禄年間(1688~1703年)に

三原の宗光寺の一雲椿道に拠って再興され、その時転宗して曹洞宗になった。

しかし天和2年(1682年)、落雷のため全山焼亡、僅かに後山の海雲塔を残すのみであった。

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入口の寺標前からの眺め
下を走るのは山陽本線で、線路の下を潜るのが習わしである。

 この塔は嘉慶2年(1388年)、足利義詮に拠る造立であるが、当初は五重塔。

元禄五年(1692年)に至って永年の風雪のため上層部を損じたので、五層を改めさせ現在の三層の姿とした。

塔前の碑は広島県下で最初の女性教師・植村雅子の記念碑である。』 とあります。

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中国風の山門は仁王門ではなく鐘楼門

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境内から見ると梵鐘が見える

 門を潜ると直ぐ右手に東司(便所)の神様である烏枢沙摩(うすさま)明王を祀る堂があり、

腰から下の病気に効果があるそう。どうせなら千光寺に先行してお参りすべきでした。

境内は広大という程ではありませんが丁度、ソメイヨシノや枝垂桜が満開。 

数は少ないですが千光寺と違い少数精鋭主義でした。

桜の他にも白木蓮や牡丹が境内を彩る様は宛ら極楽浄土を髣髴とさせ、

病気平癒の寺と言われるのも頷けます。

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烏枢沙摩明王を祀るお堂
平たく言えばトイレの神様。

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山門から見た本堂と庫裏

 重文である三重塔ですが創建当初は五重塔だったと知り驚き。

我が国の塔は心柱の上に屋根を置いただけの構造で、落雷で焼失したものはあっても

地震で倒壊したものが無いというのが誇りだそう。

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本堂への参道脇の見事なソメイヨシノ

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桜の向こうに見える宝篋印塔

それならば傷んだ二層を外して三重塔にすんなりと改修できたのでしょうが、

【ごそう】と壊さずに三層残した英断に拍手を送りたくなります。

【尼僧】の方が知恵を授けたかどうかは知りませんが【かいうん】塔と呼ばれるのも分かる気がします。

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本堂前の枝垂桜も見事

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桜越しに庫裏を望む

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