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宝珠山立石寺(山形県山形市) 芭蕉も訪れた絶景と力蒟蒻

2018.11.09(07:52) 29

[立石寺] ブログ村キーワード
つばさよ、あれが千年の灯だ!(2016.11.03)

<コース>
JR天童駅 → JR山寺駅 → 徒歩10分 → 立石寺 → 徒歩10分 → JR山寺駅

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宝珠山立石寺(天台宗)   
途中から開山堂と納経堂を望む

 午前中の天童に続いて山寺の立石寺を巡礼。

6:12の始発に乗ったとはいえ、横浜に居住してこんな時間に現地入りできるのも「つばさ」さまさまです。

平成7年に訪れた時には仙台前泊、早朝の仙山線で山寺までというルートでしたが、今ではこちらが主流でしょう。

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東京駅6:12発の「つばさ」

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仙山線山寺駅

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立石寺駅向かいにある山寺ホテル   
いまは廃業して中が見学できる。

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立谷川に架かる宝珠橋を渡って立石寺へ

宝珠山立石寺 (ほうじゅさんりっしゃくじ) は、

『860年に清和天皇勅願で慈覚大師円仁(第三代天台座主)が開山、陸奥仏教の中心となります。

山にへばり付くように堂宇が立ち、奥ノ院まで行って戻ると約60分かかるという巡礼コース。

叡山から分けて運んできた法灯は千百年の間消えることなく燃えて居り、

信長の焼き討ちによって叡山の灯が途絶えた際には逆にここから再び運んだとか。まさに伝家の法灯です。』

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登山口を過ぎた正面にある根本中堂   
1356年初代山形城主斯波兼頼により再建。入母屋造りでブナ材建築では日本最古。本尊は慈覚大師作とされる薬師如来坐像。

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根本中堂横にある清和天皇の御宝塔と芭蕉句碑

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登山口にある山門   
ここからが有料で奥之院までは800段の石段を上る。

 それよりもここを一躍有名にしたのが300年余り前に訪れた俳聖松尾芭蕉。

・閑かさや 岩にしみ入る 蝉のこえ

は奥の細道の中でも名吟と言われます。

研究に拠れば芭蕉が訪れたのはニイニイゼミの鳴く時期だったようで、人の音のない所に唯、ニイニイと鳴く声を聴き

無我の境地に浸ったのかと、【芭蕉柄】もわきまえずに思いにりました。

芭蕉が訪れた時は蝉の声でしたが今は観光客で一杯、「静かさや」とはいかないようです。

・閑さか? 岩にこだまする 人の声

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せみ塚   
芭蕉の「閑かさや」の句をしたためた短冊を埋めて石の塚を建てた

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仁王門

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開山堂付近の眺め

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岩上に建つ納経堂

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五大堂より眼下を望む   
左右に走っているのが仙山線で中央左にあるのが山寺芭蕉記念館

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門前で力こんにゃくを   
一つ串¥100、平成7年6月に来たときから21年間値上げなし。

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ずんだまんぢうと抹茶で一服

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立石寺御朱印   左 ; 本坊       右 ; 奥之院

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山寺郵便局 ; 宝珠山立石寺、ハイキング姿の二人、立石寺からの見た街並み

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