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中仙道を往く(長野県塩尻市及び木曽郡) 木曽街道は1日中山道

2019.08.28(17:45) 388

栄枯盛衰は世のならい(2016.8.26)

<コース>
【往路前半】JR横浜(5:22) → JR東神奈川(5:25→5:36) → JR八王子(6:30→6:33☆) → JR塩尻(9:53)

【木曽宿】塩尻駅前(10:05) → (塩尻市地域振興バス 楢川線) → 洗馬局前(10:26) → 徒歩10分→ JR洗馬駅(10:54) → JR贄川(11:05) → 徒歩5分 → 贄川関所(11:46) → (塩尻市地域振興バス 楢川線) →木曽くらしの工芸館(11:52) → 徒歩5分 → 平沢宿 → 徒歩20分 → 奈良井宿 → JR奈良井(13:32) → JR藪原(13:38→14:25) → JR宮ノ越(14:32→15:33) → JR大桑(16:17) → 徒歩30分 → JR野尻(17:32) → JR南木曽(17:43)

【往路後半】JR南木曽(17:56) → (ワイドビューしなの20号) → 名古屋(19:05→19:23) → (のぞみ247) → JR新大阪(20:13)

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中央本線洗馬駅(無人)
木曽義仲が挙兵時に馬を洗ったというのは俗説で、平安時代に蓮華王院領として洗馬牧ができた事に拠る。

・木曽路は全て山の中である。 『夜明け前』 島崎藤村

 週末に横浜から大阪に帰阪することとなり、金曜日に休暇を取得。

通常は新幹線ですが、今回は金曜日に休暇を取ったのでルートを変えて中央本線で西へ。

塩尻から名古屋方面はかつての中山道。江戸時代には東海道に次ぐ幹線でしたが、それも昔の話。

 高尾~塩尻~名古屋は中央本線ですが、塩尻でJR東日本から東海へ管轄が変わるため直通は1本もなし。

しかも塩尻での乗り換えの便が悪く、木曽も3宿訪問が限度と想っていましたが、平日には塩尻市のコミュニティバスがある模様。

お蔭で塩尻から木曽福島まで7宿訪問できました。

 最近は由緒ある駅名も現代風に「○○公園」「△△温泉」と変える所が多いと聞きます。

しかし、ここは宿場の名前をそのまま駅名にしており、洗馬・贄川などは字面を見ただけで由来が分かりそうです。

後世に残すのは必ずしも形あるものだけとは限らない例です。中津川から塩尻間では有人駅は南木曽と木曽福島のみ。

そんな利用客の少ない駅舎でも宿場に拘った外観をとっているのは鉄道ファンならずとも心惹かれるものがありました。

今は通過点となった感のある木曾ですが、それ故過去が息づいている感があります。

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中央線贄川駅(無人)
古くは温泉があって「熱川」と書いたが、温泉が涸れると現在の「贄川」と記されるようになった。

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贄川関所
「ここより南、木曽路」とある。奥に見えるのは中央線。

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贄川関所正面
福島の副関で尾張藩の管轄。

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関所の内部
常時駐在は2名。有事の際の武器類が展示してあるが、いかに江戸が平穏だったかが分かる。

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木曾平沢宿下町付近(重要伝統的建造物群保存地区)
漆で栄えたので漆器店が軒を連ねる。

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木曽楢川小学校
木材の町らしい校舎。

  7宿の内では奈良井が有名で観光客も集中していますが、それ以外にも宿場の雰囲気があちこちに残ります。

木曽は高地のため耕地が少なく、江戸時代の石高制では絶望的な状況。しかし内情は裕福な所が多かったようです。

木曽の檜、木曽駒に加えて平沢の漆器、藪原の櫛と特産品も豊富。

宿場ごとに【木曽】った事が、良い結果に繋がった気がします。

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中央線奈良井駅
無人駅扱いだが観光案内所を併設している。

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奈良井川に架かる木曽の大橋
平成3年に完成した33mの太鼓橋。建築に当たっては樹齢250~300年の木曽檜を使用した。

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奈良井宿北側 (重要伝統的建造物群保存地区)
中山道では人気が高く、人気投票でも一位となっている。二位は妻籠。

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奈良井宿の中央付近
左にゑちごや(旅籠)の看板が。

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奈良井郵便局
街道の松並みに【ならい】、このような造りに。

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宮ノ越の本陣 (復元)

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本陣内部

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宮ノ越宿の義仲館にある木曾義仲と巴御前の像
京都では暴れたため評判が悪いが地元では英雄。館内では写真等でその生涯を追っている。巴御前の鉢巻きの展示はなし。

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夕方の野尻宿
写真の建物はかつての旅館だったが今は営業していないとの話。

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南木曽駅(妻籠をモデルにした駅舎)
ここからワイドビューに乗り帰路へ。

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洗馬郵便局 ; おおたの清水碑、平出遺跡出土緑釉水瓶、追分道標、桔梗
贄川郵便局 ; 贄川関所跡、木曽路入口道標

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平沢郵便局 ; 木曽漆器、漆の塗師、檜、御岳
藪原郵便局 ; 鳥居峠、木曽のお六櫛

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野尻郵便局 ; 野尻宿、阿寺渓谷
大桑郵便局 ; 阿寺渓谷、のぞきど高原、アーチェリー、中央アルプス

[参考書]

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長野出身の近世史の泰斗による中山道の宿場ごとの詳細な解説。

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