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清水寺と一心寺 (大阪市天王寺区)  大阪市内のお寺の芸術的な御朱印

2018.09.25(22:44) 4

[一心寺] ブログ村キーワード
歌人藤原家隆が愛した夕陽丘と骨仏寺 (2018.09.13) 

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夕陽丘の伝藤原家隆墓 
ここで西方を拝んで入寂したと伝わる

 谷四での所要が昼過ぎに終わり、チョット足を伸ばして天王寺区まで。

天王寺の名前は聖徳太子が建てた日本最古の寺に由来するのは言うまでもありません。
 
 時代は下って鎌倉初期の1236年。歌人藤原家隆が病の為79歳で出家してここに「夕陽庵」を結んで隠棲。

翌1237年4月9日、夕日に向かって端座合掌して逝ったと伝わります。

それが現在の夕陽丘の地名になったそうですから、昨今の「~丘」と違い時代の重みを感じます。

その時に「夕陽は、遥かっす!」と言ったかどうかは定かではありません。

 この後は愛染堂・清水寺・一心寺と巡礼。

上町台地付近はアイゼンを履く程ではないものの、アップダウンが多く良い運動になりました。

 新清水寺は正式名・有栖山西光院清水寺(ありすやませいこういんきよみずでら)と言い、市内唯一の滝の勤行ができる場所。

元は有栖寺(うすじ)と呼ばれたそうですが、創建年代は不明。江戸の寛永17年(1640年)に延海阿闍梨により中興されました。

この辺りは大坂の陣の激戦地だったので漸く復興できたのでしょう。

延海は京都の清水を模した本堂を造り、本尊の十一面観音も清水寺から迎えました。寺号が清水となったのはそのため。

 ここは市内で唯一の自然の滝・玉出の滝があり、また三方が崖になっていることから京都の清水を手本にしたのでしょう。

本堂も高台に造られましたが、老朽化と地盤沈下で撤去する羽目に。本家のようには行かなかったようです。

ここにも舞台があるとは初めて知りましたが、下は墓地なので飛び降りるのでしょうか?

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西から見た清水坂

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有栖山西光院清水寺(和宗総本山四天王寺支院 新西国三十三ヵ所客番札所)
右の清水坂は清水寺に上る参道で、北側にはかつて高級料亭「浮瀬(うかむせ)」があった。

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清水寺境内の玉出の滝への入り口

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幕には「玉出の滝」の文字が

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清水寺にある玉出の滝 
四天王寺金堂本尊下の青竜池から流れ出る。

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正面から見た滝

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滝奥にまします「お不動様」

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大阪にもある清水の舞台 
左奥に通天閣が見えるのが京都と違う。ここを飛び降りると墓地に直行。

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境内にある平和の鐘

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清水寺御朱印

 一心寺は納骨で阿弥陀如来を造る骨仏の寺として有名。

その現代的な造りから新しい寺院と思っていましたが、由緒は平安末期。

 文治元年(1185年)、四天王寺の別当であった慈円の要請で法然が「源空庵」を結んだのが始まり。

慈円自身は摂関家出身で天台座主を務めた体制派の人間ですが、能力のある人間は取り立てたと言われ、

鎌倉時代に新仏教が広がる一因ともなったのでしょうか。

 その後、慶長元年(1596年)三河出身の存牟上人が一心寺の名で再興。

慶長5年には家康が八男の葬儀をここで執り行い、坂松山の山号と高岳院の院号を賜ったとされます。

大阪夏の陣では家康の本陣が置かれ、その後も徳川の庇護を受けますが、昭和20年の大阪大空襲で全焼。

戦後復興しますが、現代的な外観はそのためです。

ここに隠棲する事はないにせよ、一心に巡礼していれば極楽に行けるでしょうか。

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坂松山高岳院一心寺 (ばんしょうざんこうがくいんいっしんじ 浄土宗)

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一心寺仁王門 
創建は1185年だが空襲で焼失 今は美術館風の造りとなっている。 

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一心寺納骨堂 
この中に骨仏が祀られている。

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一心寺開山堂
1185年、四天王寺の慈円に請われて法然がここに草庵を構えたのが始まり。

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一心寺御朱印
日想観とは西方に沈む太陽に向かい念仏を唱え極楽往生を願う修行の一つ。

この後は、坂を巡って二ヵ寺巡礼。四天王寺と愛染堂は以前に貰ったので、御朱印はスルー。

唯、聴く所では四天王寺の御朱印は現在10種類程あるとか。
 
最近は谷根千はじめ東京の坂の人気が高いですが、大坂もテニス以外でも頑張りを見せて欲しいものです。

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愛染堂本堂
愛染明王は秘仏で御開帳は年に10日。

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愛染堂境内の多宝塔

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愛染堂御朱印

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