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観音院(埼玉県秩父郡小鹿野町) 両神山の懐に抱かれた岩屋の御朱印

2019.09.09(20:21) 403

観音様を鷲掴み?(2017.9.9)

<コース>
【往路】西武池袋(6:50) → (特急ちちぶ) → 西武秩父(8:14)

西武秩父駅(8:25) → (西部観光バス G2系統) → 栗尾(9:17) → 徒歩35分 → 観音院山門 → 徒歩10分 → 本堂 → 栗尾(11:05) → (西部観光バス G2系統) → 小鹿野町役場(11:13)

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鷲窟山 観音院(曹洞宗 秩父三十四ヵ所第三十一番札所)

・百里を行く者は九十をもって半ばとす 「戦国策」

 この日は重陽の節句。

秩父34ヵ所巡礼も、最初の1日で18ヵ寺、2日目で12カ寺とハイペースで来ましたが、30番目を過ぎた辺りからペースダウン。

私も30過ぎてからは「出歩くペースが落ちた」ので人間も巡礼も30が一つの山という事でしょう。

 今回は秩父市ではなく駅からバスで揺られること50分の小鹿野町。

終点の栗尾バス停から2.7㎞の坂道を上った先にある寺に徒歩35分でようやく到着。

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門前までの途中で見かけた高粱?

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同じく道端の茅

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途中にはこんな店も

 鷲窟山観音院(しゅうくつさんかんのんいん)は、寺伝に拠れば、

『本尊の聖観世音菩薩は行基の作であったが、平将門の乱で所在不明になった。

その後、源頼朝の家臣畠山重忠がこの地で狩猟をした際に、家臣が梢の鷲の巣を射ると矢が跳ね返った。

不思議に思った重忠が巣を調べると、行方不明だった観音像が出たので、奇縁に思い堂宇を建立した。』

とあります。

山号の謂れでもある不思議な話。寺は山中にあり、境内一帯は岩に覆われています。

矢が跳ね返ったのは岩に当たったためで、それを奇瑞に結び付けたのでしょう。

 日本一と言われる仁王石像の山門を潜り300段の石段を上ると本堂に到着。

本堂横の滝の左手の岩場には空海が一夜にして彫ったという千体の磨崖仏があって通称「爪彫りの磨崖仏」と呼ばれます。

超人弘法大師をアピールするためでしょうが、いくら何でも爪で岩を彫るのは困難。却って【まがい】物と思われかねません。

入口の仁王像も石像ですが、余り大きいので門が【しゅうくつ】ではないかと余計な心配をしてしまいます。 

ほかにも境内には石仏群があって、両側が山に迫った場所と石質のため古代より多くの仏様が彫られたのでしょう。

縁起を読む限り、演技ではないかと思われる箇所もありましたが、胎内くぐり・鎖場・展望台もあって秩父札所では

初めて秘境に分け入った感触でした。

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観音院入口にある仁王門

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仁王像近影
台座を入れると4mと日本最大の石造の仁王像で明治元年の作。

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本堂までの296の石段

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石段途中の秋海棠の花

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観音院説明板

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三方を岸壁に囲まれた場所にある観音院本堂
本尊は鷲の巣から再発見された観世音菩薩で堂宇はコンクリートによる近年の再建。

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観音院本堂脇の30mの聖浄の滝

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不動明王

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滝の左の「爪彫りの磨崖仏」

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納経所奥の新生代第三期の地層
花崗岩質砂岩と礫岩が互層になっている。

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東奥の院への参道から本堂と滝を望む

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東奥の院

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東奥の院の岩盤の下にある石仏群
畠山重忠の駒繋ぎとあるがこんな断崖まで馬を乗り入れたとは驚き!

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東奥の院からの眺め

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観音院御朱印

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