<コース>
京浜急行横浜 → 新逗子 → 徒歩5分 → JR逗子 → JR鎌倉 → 徒歩10分 → 海蔵寺

扇谷山 海蔵寺(臨済宗建長寺派 東国花の寺百カ寺鎌倉七番)
本堂前に咲く萩の花。
彼岸の入りに近場の鎌倉の扇ガ谷へ。
観光シーズンのため横須賀線の下りは混雑するので、京急新逗子からJR逗子と逆方向で鎌倉入り。
西口から線路に沿って歩き、住宅地を通り扇ガ谷の谷間にあるのが海蔵寺。
扇谷山海蔵寺(せんこくさんかいぞうじ)は、
『建長5年(1253年)宗尊新王の命で藤原仲能が開山となり七堂伽藍が建立された事に始まる。
元弘3年(1333年)の鎌倉幕府滅亡と共に灰燼に帰したが、
応永元年(1394年)鎌倉公方足利氏満の命により上杉氏定が源翁(げんのう)禅師(心昭空外)を開山に招き再興した。』
とあります。

山門へ続く石段
両側には萩の花が。

海蔵寺仏殿(左)と本堂
正面には本殿、その左には浄智寺の宝殿を安永6年(1777年)に移築した仏殿が薬師堂としてあります。
薬師堂の本尊は薬師三尊像。
中興した源翁禅師が裏山から子供の泣き声が聞こえるので、掘ったところ薬師様の頭が出土。
それを祀ったところから啼薬師の名で呼ばれるとか。
また禅師は那須野の人々が白狐が霊となった殺生石に苦しめられているのを聞き、
杖で石を砕いて人々を救ったとも伝わります。
その杖の先が金槌に似ていたので、「金槌の別名を禅師の名をとって玄能と言うようになった。」
とはいささか行き過ぎた話ですが、それだけ禅師が才能に恵まれていたという事でしょう。
今は、伝説よりも東国花の寺としての方が有名。丁度萩が見頃な時期に当たっていました。
四季折々の花が咲き誇りますが有名なのは4月の海棠だそう。
ですが、そのために【カイドウ】寺となった訳ではないので念のため。

本堂(龍護殿)
関東大震災で倒壊したので大正14年(1925年)の再建。扁額は延宝9年(1681年)霊芝の筆になる。

木々越しに見る仏殿(薬師堂)

正面から見た仏殿(薬師堂)
安永5年(1776年)浄智寺から移築。薬師三尊像を本尊とする。

茅葺が印象的な庫裡
御朱印はこちらで拝受。

十六井戸
境内南隅の岩窟中にあり今でも湧き出している。この井戸があったために寺院を建てた?

扇谷山 海蔵寺略縁起

海蔵寺御朱印

朝比奈切通からの眺め
JR北鎌倉へ向かう途中の景色。
[参考書]
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