<コース>
JR横浜 → JR鎌倉 → 江ノ電鎌倉 → 江ノ電長谷 → 徒歩5分 → 長谷寺・光則寺 → 江ノ電長谷 → 江ノ電江ノ島 → (湘南モノレール) → 西鎌倉 → 徒歩15分 → 鎖大師

飯盛山 仁王院 青蓮寺(真言宗)
湘南モノレールの西鎌倉駅から高台に向かうと飯盛山仁王院青蓮寺(はんじょうざんにおういんしょうれんじ)
『開山は弘法大師空海、中興開山は善海という古刹。
中世の記録は不明だが、江戸時代には関東檀林34院の一つに数えられる格式があった寺。
空海が裏山で護摩の秘法を修行中、江ノ島弁天から力を借りて無事成就。
翌日、池には一面に青い蓮の花が咲いたという故事から、青蓮寺という寺号になった。』
と言われます。
別名「鎖大師」ですが、空海が鎖を使った修行をしたと思うとさにあらず。
本尊の木像弘法大師坐像が仏像としては珍しいからくり仕掛けで、両足の関節が鎖につながれて動くのでこの名が付きました。
元来この仏像は鶴岡八幡宮の等覚院にありましたが、明治の廃仏毀釈でここに移されたもの。
その時に一人で歩いて来たとか、青蓮寺の住職の夢枕に現れ「迎えに来るよう」 と言ったとか奇談が伝わっています。
廃仏毀釈で衰退した寺を盛り返すために、関係者が造ったものではと思いましたが、鎌倉時代作の重文でした。
開山の弘法大師については、神の手を借りたり花が咲いたりと、超人的な弘法大師にしては珍しいですが、
その代わりに本尊弘法大師像が超能力を発揮、寺は【はんじょう】しています。
境内を歩くと五輪塔童子像があってどこかで見たお顔。作者は薮内佐斗司氏とありました。
どうりで「せんとくん」に瓜二つな訳です。ゆるキャラの伝統は鎖の如く繋がっているようですが、
先達を疎かにすると大師様が【くさり】はしないかと心配です。

本堂
本尊は重文・木造弘法大師坐像。

境内から見た本堂
秋桜が盛り。

境内にある五輪塔童子像
作者は薮内佐斗司氏。

御願いの作法

鎖大師御朱印
[参考書]
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