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十禅律院(和歌山県紀の川市) 喘息封じと紀州公作庭の御朱印

2019.10.21(17:03) 455

学問所から喘息封じへ(2019.10.9)

<コース>
【往路】南海難波(6:29) → (南海高野線) → 橋本(7:18→7:24) → JR笠田(7:43)

笠田駅前(8:10) →(かつらぎコミュニティバス 天野コース) → 丹生都比売神社 → JR笠田(9:48) → JR粉河(10:01) → レンタサイクル5分 → 粉河寺・十禅律院 → JR粉河

【復路】JR粉河(14:27) → 橋本(14:58→15:06) → (南海高野線) → 南海難波(15:55)

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十禅律院(天台宗安楽律院派)

 粉河寺巡礼を終えましたが、本堂の奥に庭の綺麗な寺院があると聞き引き続き巡礼。

十禅律院(じゅうぜんりついん)は、由来に拠れば

『正暦元年(990年)の春、石崇上人が日吉山十禅師の勅を受け創建。

その後、当地に移住した峯覚上人が土中から銅鐸を発見。古の遺跡としてこの地に堂宇を建立し千手観音を安置。

宝鐸地十禅院として粉河寺の塔頭となった。

江戸時代の寛政12年(1800年)、紀州十代藩主徳川治宝によって安楽律院に改宗した。』 とあります。

竜宮城のような門をくぐると正面に本堂、左に護摩堂。紀州公真筆の扁額と菊の御紋に敬意を表して参拝しました。

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十禅律院入口
粉河寺本堂横を通った先にある。

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入口の寺標

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石段の先にある塗上門(築地門)
竜宮造りと呼ばれる様式。

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塗上門の扁額「宝鐸墜」
紀州十代藩主徳川治宝公の真筆。

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門横のカイヅカイブキの古木

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門から見た境内

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本堂
総欅造りで五間四面の入母屋造、本瓦葺。阿弥陀如来を祀る。

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本堂前面の菊の御紋の彫刻と扁額
扁額「薦福殿」は塗上門と同じく紀州十代藩主徳川治宝公の真筆。

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本堂上の欄間彫刻
司馬温公の甕割り(上)と龍

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本堂扉の唐獅子彫刻

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本堂左の護摩堂
宝形造りで、千手観音、子安地蔵、不動明王を安置している。屋根の宝珠は粉河鋳物師蜂屋正勝作。

その後は庭園拝観のために庫裏へ。ベルを押すと作務衣姿の御住職が境内から見えました。折しも作業中だったようです。

伺った話では、

「元は粉河寺の塔頭で学問所の扱いでしたが、いまは独立して宗派も寺域も別です。」 との事。

「庫裏は紀州藩主がお見えになった際に滞在されました。」 とあるように藩主着座の間もある書院造り。

二百余畳ですが、武士らしく落ち着いた佇まいでした。その先にあるのが洗心庭。

この庭は徳川治宝が御用庭師に拠って築庭した借景枯山水式庭園。

縁側に座れば北には和泉山脈の高峰成高山、南には紀伊山脈の主峰竜門山を一望できる庭園です。

紀州初代藩主徳川頼宣は南龍公と呼ばれたそうですから、

紀州富士と呼ばれる竜門山には格別の思い入れがあったのでしょうか。

 借景と言えば京都の東山に様に寺院から遠くの景色と思っていましたが、

御住職の話では庭園的には隣接する背景を云うのだそう。

 書院の庭園の後は境内を散策。庭にも種々の草花が植えてありますが管理に手が足りないと仰ってました。

札所から独立し、檀家も少ない事で、今は喘息封じの「糸瓜加持」がメインですが維持管理は大変。

なかなか【安楽】とはいかないようです。

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庫裏
正面に見える御成り玄関をはじめ、武家屋敷風の遺構を持つ。

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書院から洗心庭へ

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「洗心庭」越しに本堂を望む

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洗心庭と遠くに和泉山脈が見える
借景とは左の竹林辺りを云うそうな。

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本堂前から見た境内

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参道脇の花
これは自然に生えたもの。

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十禅律院案内記

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十禅律院御朱印
判子が磨滅しているので現在作成中との事。

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巡礼スイーツで休憩 
大門橋の前の「観光物産センター こかわ」にて。三番札所なので、スイーツが3種類あるとか。谷汲ならどうなる!?

[参考書]

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