葉室の山で紅葉三昧(2019.12.4)
<コース>
阪急梅田 → 桂 → 上桂 → 徒歩10分 → 浄住寺

葉室山 浄住寺(黄檗宗)
北摂に続いて洛西に紅葉狩りへ。阪急京都線に乗り、桂で嵐山線に乗換え。
終点の嵐山は年中観光客でごったがえしていますが、
手前の上桂、松尾大社はぐっと人が減ります。その上桂で下車。
昔は桂離宮、最近は洛西ニュータウンと関西では閑静な住宅街。
その中を東に抜けて特別拝観の浄住寺へ。
観光ガイドにも載っていない穴場ですが、それもその筈、通常は非公開。
2015年以降、茶道や坐禅の体験と共に特別拝観が行われ、
紅葉の参道と庭園に徐々に人気が出ています。
こちらとしては有難い事ですが、門前では地元の人達が
「むかしは自由に散歩できたんやけどね。私らも拝観料が要るのやろか?」
と話していました。良い面だけではないようです。

入口にある山号寺号の石標

山門前にて
紅葉のトンネルと敷き紅葉

説明板

山門から続く参道には敷き紅葉が

本堂への石段

石段の先にある本堂

正面には中国風の釈迦牟尼仏が

斜め前から見た本堂

本堂側面
葉室山浄住寺(はむろさんじょうじゅうじ)は、
『弘仁元年(810年)、嵯峨天皇の勅願寺として慈覚大師円仁が開創。
開創寺は常住寺と号した天台宗寺院であった。
弘長元年(1261年)、藤原家の流れを汲む葉室定嗣が奈良西大寺の叡尊を招き中興。
天台宗から真言律宗に転じ、葉室家の菩提寺として栄えた。
鎌倉時代以降は正慶2年(1333年)、応仁・文明の乱、永禄10年(1567年)と三度焼失。
荒廃したが、元禄2年(1689年)に葉室頼孝が黄檗宗の鉄牛禅師を中興開山として
三度復興。宗派も黄檗宗になった。』 とあります。

廻廊にある魚邦

方丈入口にて

方丈庭園

方丈縁側より庭を望む

方丈庭園の向こうには位牌堂、開山堂、寿塔が並ぶ

中庭の池
左の岩は鬼が盗んだとされる釈迦の歯を象ったもの。

廻廊から見た方丈庭園
平安京から離れた桂にあるとはいえ、ここも兵火は免れなかったようです。
再興に尽力した葉室家は名家の家格。ここに荘園があり【常住】したことが理由でしょうが、
有力な檀家を持つことが寺には重要なのがここでも言えそうです。
江戸時代再建の建物は規模が小さいながら中国風の堅実な造り。
本堂に続いて位牌堂、開山堂、寿塔が階段状、一列に並ぶのが特徴です。
本尊の釈迦牟尼仏は衣を纏い、前結びの帯を締めた【無二】のお姿。
これは黄檗宗に改宗して以降なので当然ではありますが、
京都では宇治の萬福寺以外にこのような建築を見る事ができるとは思いませんでした。

方丈入口にて

境内の木々

紅葉の巨木

杉苔の上の落ち葉

本堂への石段から山門を見る

石段上の紅葉

孟宗竹の変異種「亀甲竹」

同じく「四方竹」

境内の紅葉

山門にて

浄住寺説明書

浄住寺御朱印
[参考書]

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阪急梅田 → 桂 → 上桂 → 徒歩10分 → 浄住寺

葉室山 浄住寺(黄檗宗)
北摂に続いて洛西に紅葉狩りへ。阪急京都線に乗り、桂で嵐山線に乗換え。
終点の嵐山は年中観光客でごったがえしていますが、
手前の上桂、松尾大社はぐっと人が減ります。その上桂で下車。
昔は桂離宮、最近は洛西ニュータウンと関西では閑静な住宅街。
その中を東に抜けて特別拝観の浄住寺へ。
観光ガイドにも載っていない穴場ですが、それもその筈、通常は非公開。
2015年以降、茶道や坐禅の体験と共に特別拝観が行われ、
紅葉の参道と庭園に徐々に人気が出ています。
こちらとしては有難い事ですが、門前では地元の人達が
「むかしは自由に散歩できたんやけどね。私らも拝観料が要るのやろか?」
と話していました。良い面だけではないようです。

入口にある山号寺号の石標

山門前にて
紅葉のトンネルと敷き紅葉

説明板

山門から続く参道には敷き紅葉が

本堂への石段

石段の先にある本堂

正面には中国風の釈迦牟尼仏が

斜め前から見た本堂

本堂側面
葉室山浄住寺(はむろさんじょうじゅうじ)は、
『弘仁元年(810年)、嵯峨天皇の勅願寺として慈覚大師円仁が開創。
開創寺は常住寺と号した天台宗寺院であった。
弘長元年(1261年)、藤原家の流れを汲む葉室定嗣が奈良西大寺の叡尊を招き中興。
天台宗から真言律宗に転じ、葉室家の菩提寺として栄えた。
鎌倉時代以降は正慶2年(1333年)、応仁・文明の乱、永禄10年(1567年)と三度焼失。
荒廃したが、元禄2年(1689年)に葉室頼孝が黄檗宗の鉄牛禅師を中興開山として
三度復興。宗派も黄檗宗になった。』 とあります。

廻廊にある魚邦

方丈入口にて

方丈庭園

方丈縁側より庭を望む

方丈庭園の向こうには位牌堂、開山堂、寿塔が並ぶ

中庭の池
左の岩は鬼が盗んだとされる釈迦の歯を象ったもの。

廻廊から見た方丈庭園
平安京から離れた桂にあるとはいえ、ここも兵火は免れなかったようです。
再興に尽力した葉室家は名家の家格。ここに荘園があり【常住】したことが理由でしょうが、
有力な檀家を持つことが寺には重要なのがここでも言えそうです。
江戸時代再建の建物は規模が小さいながら中国風の堅実な造り。
本堂に続いて位牌堂、開山堂、寿塔が階段状、一列に並ぶのが特徴です。
本尊の釈迦牟尼仏は衣を纏い、前結びの帯を締めた【無二】のお姿。
これは黄檗宗に改宗して以降なので当然ではありますが、
京都では宇治の萬福寺以外にこのような建築を見る事ができるとは思いませんでした。

方丈入口にて

境内の木々

紅葉の巨木

杉苔の上の落ち葉

本堂への石段から山門を見る

石段上の紅葉

孟宗竹の変異種「亀甲竹」

同じく「四方竹」

境内の紅葉

山門にて

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