<コース> 冬の青春18きっぷ使用
【往路】JR大阪(6:51) → JR姫路(7:56→8:01) → JR岡山(9:29→9:31) → JR三原(11:09→11:30) → JR竹原(12:11)
竹原市観光案内所 → (レンタサイクル10分) → たけはら街並保存地区 → 西方寺 → 照蓮寺
【復路】JR竹原(14:06) → JR忠海(14:19→15:19) → JR三原(15:42→16:04) → JR倉敷(17:25→17:41) → JR姫路(19:25→19:26) → JR大阪(20:28)

龍頭山 照蓮寺(浄土真宗本願寺派)
西方寺参拝に続き、再び街並みに戻り北側へ。
両脇には重厚な造りの家が並びますが、一部はそれを生かした食事処にもなっています。
参道の入口にあるのが、お好み焼きの店。
家の造りとはギャップがあるようにも思いますが、広島県らしいとも言えます。
途中にある水色の建物は街並み唯一の洋風建築、いまは資料館になっています。
その横には竹鶴夫妻の銅像も。以前はなかったですが、これも朝ドラ効果でしょう。
近くには竹を使った工房もあり周囲には竹が植わっています。
竹原は名前の由来となった竹を町興しに使っているようで、竹の街路樹もありました。
後から植えたものと思っていましたが、観光案内所で伺った所、
元々、この辺りの裏山には竹が群生していたそうで、それが町の名の由来になったとか。
己の思い込みを反省しました。【しない】と竹は密接な繋がりがあるようです。

西方寺前から本町通南側を見る

参道前のお好み焼きの店
町家というよりも蔵を改装したものか?

歴史民俗資料館

資料館横にある竹鶴政孝・リタ夫妻像

まちなみ竹工房

本町通の北端から
町の外れの高台にあるのが、浄土真宗照蓮寺。
その手前にある井戸が酒造りの水に使用されているとありました。
龍頭山照蓮寺(りゅうとうざんしょうれんじ)は、
『古くは定林寺と称した曹洞宗寺院。
竹原小早川氏代々の子弟の学問所でその帰依も篤かった。
1603年に宗具が入山し浄土真宗となり江戸時代には
頼三兄弟(春水、春風、杏坪)もここで学んだ。境内には頼惟清夫妻、春風の墓もある。
重文である梵鐘は峻豊4年(963年)の銘が残る日本で三番目に古い高麗鐘で
小早川氏が中国貿易により寄進したとされる。』 とあります。

階段の先に建つ楼門

楼門の「龍頭山」の扁額

楼門下から街並み保存地区を見る

本堂正面

本堂前面の「照蓮寺」の扁額

本堂と宗祖の銅像

庫裏へ続く廊下

本堂に吊るされた鐘
重文の高麗鐘はこれではない?

南側の門
街並み散策ではこちらから入る事が多い。

酒造用井戸
南側門の階段下にあるが、現在は使われていない。
寺の前の街並みに今もあるのが、頼惟清(これすが)旧宅。
紺屋を営んだ頼兼屋の長男でしたが学問にも打ち込み、
子供の春水、春風、杏坪(きょうへい)も学問・詩文・書で名を挙げ「三頼」と称されました。
春水の子が山陽です。歴史では山陽とその子の三樹三郎が有名ですが、
ここに至るまでは四代に亘る流れがあった事になります。
学問自体は直接金儲けには繋がらないので、
学問に打ち込めるだけの経済的余裕があったか、
町全体でバックアップしたかのいずれか。
「金を使うのは稼ぐよりも4倍難しい。」とは松下幸之助の言葉だったと記憶していますが、
教育格差が言われる今、江戸期の教育を今一度振り返るのも必要ではないでしょうか?

本町通の端にある頼惟清旧宅
江戸時代後期、頼山陽の祖父・惟清が紺屋を営んでいた町家。紺屋用・家事用・書道用の三井戸がある。

旧宅の説明

旧宅脇に建つ胡堂(えびすどう)
地元の方の話では、商売繁盛を願って建てられたそう。広島出身の大林宣彦監督の『時をかける少女』(1983年)の舞台となった。

横から見た胡堂
屋根の長さが前後で大きく違うのが珍しい。

中ノ小路にある光本邸

板屋小路
緩く湾曲した路の両側に、漆喰で塗籠めた中二階、平入の町家が競い合うように並ぶ。

頼山陽銅像
本川に架かる新港橋の傍らにある。

本川岸にある雁木
かつての塩の積出に関わった跡。

竹原市マンホール その1
これは道の駅に展示しているもの。

竹原市マンホールカード その2
「たまゆら」タイプで、駅前商店街に設置のもの。

竹原市マンホールカード 配布場所は竹原市観光協会・道の駅たけはら

忠海郵便局 ; 大久野島、スナメリ
竹原郵便局 ; 頼惟清住宅、町のシンボル竹
[参考書]
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