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菖蒲の寺社巡り

2020.06.04(20:31) 624

いずれ菖蒲か杜若

 アヤメ(菖蒲)・カキツバタ(杜若・燕子花)・ショウブ(菖蒲)と言う位によく出てきますが、

花を観賞するのは全てアヤメ科の多年草。

 ショウブと言うのはショウブ科(旧サトイモ科)に属する全くの別種で、

端午の節句に菖蒲湯とするのはこちらの方。区別するためにハショウブと呼ぶこともあり、

花を愛でるのは正確にはハナショウブになります。

菖蒲湯のするショウブは葉が刀剣に似ており、発音が「尚武」に通じる事から

端午の節句に使用されるようになったようです。

 水無月には相応しい花ですが、この区別が意外と難しい。

潮来に【行った頃】に頂いたパンフにはその見分け方が記載してありますが、

このようなパンフを配らなければいけない位程、難しいと言う事でしょう。

233-4-1.jpg
潮来で頂いたパンフレット

 私なりにまとめると、

(咲く場所)    水辺;カキツバタ、ハナショウブ   乾いた畑;アヤメ、ハナショウブ

(背丈)      アヤメ(30~60㎝) < カキツバタ(50~70㎝) < ハナショウブ(80~100㎝)

(花の大きさ)  アヤメ < カキツバタ < ハナショウブ

となりますが、ハナショウブが水辺・乾燥地の両方に咲くのが厄介です。

<関東>
長谷山 本土寺(日蓮宗本山 東国花の寺百ヵ寺千葉二番)
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海雲山 長勝寺(臨済宗妙心寺派)
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<中部>
八橋山 無量壽寺(臨済宗妙心寺派)
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 中国と日本で漢字の表すものが異なるのは間々ありますが、菖蒲もその一つ。

古語ではショウブを「アヤメ」と呼んだそうなので、益々混乱してきます。

結局、「菖蒲」の漢字は。「アヤメ」「ハナショウブ」「ハショウブ」の3つを表す事になっています。

(岩波『図書』2019年6月号 円満字二郎「漢字の植物園in広辞苑⑧」)

<近畿>
妙見山 應聖寺(天台宗 関西花の寺二十五霊場第八番)
117-1-3.jpg

神護山 芳徳禅寺(臨済宗大徳寺派)
136-4-1.jpg

[参考書]

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