FC2ブログ

アットセミナー

タイトル画像

瀧谷不動尊(大阪府富田林市) 日本三不動の一

2020.07.18(10:51) 660

眼と芽の出る不動様にどうじょ!(2020.6.12)

<コース> 近鉄南大阪線は日中15分間隔で運転
東梅田 → (地下鉄谷町線) → 天王寺 → 阿部野橋 → (近鉄南大阪線) → 滝谷不動 → 徒歩15分 → 瀧谷不動尊

236-1-1.jpg
瀧谷山 明王寺(真言宗智山派 河内飛鳥古寺霊場 近畿三十六不動尊霊場)

 この日は近鉄沿線での所要が早く終わったので、引き続き巡礼。

その名も滝谷不動と言う駅から府道202号線を東へ1㎞程言った山間にあるのが瀧谷不動尊。

お不動さんに行くから府道を通るかどうかは別にして、目的の寺院は

道の北側に本堂・寺務所・講堂等が、南側に滝と諸堂を有する広大なもの。

236-1-26.jpg
近鉄長野線滝谷不動駅スタンプ

236-1-2.jpg
石川に架かる高橋
瀧谷不動駅を出て東に向かって直ぐの場所にある。

236-1-3.jpg
府道の北側にある山門
右奥にあるのは講堂。

236-1-4.jpg
瀧谷不動尊縁起

 瀧谷山明王寺(たきだにさんみょうおうじ)は、縁起に拠れば

『弘仁12年(821年)、弘法大師が市内にある龍泉寺に参籠した際に、

国家安泰・民衆の幸福を祈るために開かれた道場。大師は一刀三礼で本尊・不動明王

及び脇侍の矜羯羅(こんがら)童子・制多迦(せいたか)童子を刻み堂宇を建立。

その場所は今の境内から南約1㎞の嶽山の中腹にあった。

 南北朝時代の正平15年(1360年)、足利義詮の嶽山・金胎寺攻めに遭い焼失。

この時、本尊と両童子は滝の下に移されて難を逃れた。

その後、どこからともなく盲目の老僧が現れ、御本尊の霊験を説き小堂を建て

人にも勧めて日夜礼拝していたが、たちまち晴眼となって、何処ともなく立ち去った。

人々は弘法大師が御本尊の霊験を教えられたと、眼病平癒の霊像として信仰を集めた。

236-1-5.jpg
北側に建つ堂宇

236-1-6.jpg
お不動さんを祀る本堂
毎月28日の縁日には賑わいを見せる。

236-1-7.jpg
本堂の西にある法楽殿

236-1-8.jpg
法楽殿の西にある観音堂
慶長年間に本堂として建てられた。

 その後、寛正4年(1463年)の畠山政長・義就の嶽山合戦の兵火で再び焼失。

現在の場所に移り慶長年間に本堂(現観音堂)が再建、その後次第に復興した。

古来「日本三不動の一」と呼ばれ、「眼の神様」「芽の出る不動様」「どじょう不動様」

とも呼ばれ広く信仰を集めている。』 とあります。

236-1-9.jpg
観音堂の裏手から鎮守社を通り高台へ

236-1-10.jpg
北側の高台に建つ多宝塔

 寺伝では弘法大師が自ら彫ったとされる御本尊ですが、一説では

楠木正成・正季兄弟が築いた岳山城の守護仏であったともいわれます。

現在の堂宇は岳山城北側の谷間の鞍部状態になった場所にあるので

十分可能性のある話。しかしこうなるとどれが真か【こんがら】がってしまいます。

歴史上の偉人の【せいたかどう】かは定かではありませんが…。

236-1-17.jpg
南側にある西国三十三ヵ所堂へ

236-1-18.jpg
三十三ヵ所惣拝所

236-1-19.jpg
西国三十三ヵ所お砂踏み霊場

236-1-20.jpg
西国三十三ヵ所観音様

 山号の瀧谷山、字の彼方(おちかた)とあるように、滝を御神体として堂宇の場所を選んだのでしょう。

滝行の場所であるのは勿論ですが、盲僧の眼が治癒したのも強ち【妄想】とは言えません。

昔の眼病は衛生状態が悪い事に由来するものも多かったと考えられますから、

清冽な滝の水で洗眼する予防効果を謳ったものと思えます。

236-1-21.jpg
三十三ヵ所堂から三宝荒神堂を望む

236-1-22.jpg
南側の高台に建つ三宝荒神堂

236-1-23.jpg
荒神堂から北側の多宝塔を見る

 眼と芽の霊験は分かりますが、面白いのはドジョウ不動。

瀧不動堂前には「身代わりどじょう」と言うのがあって¥100払って下の川に放流するもの。

いわば放生会でしょうが、ドジョウであるのがミソ。

かつて発生生物学ではドジョウ・ナマズ等の底生魚類は泥中に潜ることが多いので

眼を痛める事が多く、そのため眼の再生能力が著しく高いと教わりました。

眼病に霊験がある事で選ばれたのでしょうか?興味のある方は一度、どうじょ!

236-1-11.jpg
南側にある滝行場へ

236-1-12.jpg
滝への途中にある一顧不動堂

236-1-13.jpg
滝行場と瀧不動堂

236-1-14.jpg
寺名の由来となった「不動の滝」

236-1-15.jpg
不動堂前にある「身代わりどじょう」

236-1-16.jpg
缶の中の「身代わりどじょう」

236-1-24.jpg
瀧谷不動尊説明書

236-1-25.jpg
瀧谷不動尊御朱印

[参考書]

大阪府の歴史散歩 下 河内・堺・和泉 (歴史散歩 27)

新品価格
¥1,320から
(2020/7/18 10:44時点)



近畿三十六不動尊巡礼

新品価格
¥1,404から
(2020/7/18 10:46時点)



大阪 歴史探訪ルートガイド

新品価格
¥1,760から
(2020/7/18 10:50時点)



大阪 ぶらり古地図歩き 歴史探訪ガイド 改訂版

新品価格
¥1,793から
(2020/7/18 10:50時点)



河内・泉州歴史探訪 南大阪ふらり旅

新品価格
¥1,320から
(2020/7/18 10:51時点)




ランキングにポチっと応援頂ければ嬉しいです!

神社・お寺巡りランキング


御朱印ランキング


にほんブログ村


にほんブログ村
スポンサーサイト





和辻鉄丈の個人巡礼 古刹と絶景の健康ウォーキング(御朱印&風景印)


大阪府 トラックバック(-) | コメント(0) | [EDIT]
<<浄谷寺(大阪府富田林市) 寺内町の一画を占める札所 | ホームへ | 光明寺(大阪府八尾市) 文教と関りの深い花の寺>>
コメント
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する