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大黒寺(大阪府羽曳野市) 大黒天発祥の寺

2020.07.21(21:09) 663

大黒寺の大告示(2020.6.12)

<コース> 近鉄南大阪線は日中15分間隔で運転
東梅田 → (地下鉄谷町線) → 天王寺 → 阿部野橋 → (近鉄南大阪線) → 滝谷不動 → 徒歩15分 → 瀧谷不動尊 → 滝谷不動 → (近鉄長野線) → 富田林西口 → 徒歩5分 → 浄谷寺 → 徒歩10分 → 富田林 → (近鉄長野線) → 駒ヶ谷 → 徒歩5分 → 大黒寺

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天童山 大黒寺(曹洞宗 河内西国三十三ヵ所第八番札所)

 寺内町を散策後は古市まで北上して橿原神宮方面へ1駅の駒ヶ谷で下車。

古市は石川の西岸にあって大阪府下でも最も早く文化が発達した場所。

堺市と共に百舌鳥古市古墳群として世界遺産に登録されたのも頷けます。

 古墳時代を経て飛鳥時代の遺跡も豊富、駅名の駒ヶ谷も聖徳太子が諸国巡礼の折に

この付近で黒駒を停めて休息した事に由来するそうです。

札所は駅からブドウ畑を左右に見て徒歩5分。石川の東岸の大黒(おおぐろ)と言う字にありました。

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白い塀に囲まれた大黒寺
ブドウ畑を抜けた先にある。

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入口付近にて

 天童山大黒寺(てんどうさんだいこくじ)は、略縁起に拠ると

『天智天皇4年(665年)、役行者が金剛山で修業中に雲の中から大黒天が出現し

「お告げ」をした。役行者はそのお告げに従い桜の木で大黒天を造り、

一筋の光明で示された地に小堂を建て安置したのが始まり。

 初めは修験道であったが空海に拠って真言宗になり、

その後、大乗寺29代・密山道顕和尚に拠り禅宗となった。

以後、河内西国巡礼はもとより日本最古の大黒天の寺として信仰を集めている。』

とあります。歴史のある羽曳野ですが、我が国の大黒天の発祥がこことは初耳。

山門前にはその旨を記した看板が大告示されていました。

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山門近影
コロナの影響で閉鎖中かと思ったが、拝観可能。

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山門前に掲げられた由緒

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山門から見た境内
左が大黒様を祀る大黒堂。

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庫裏と境内に建つ七福神の石像

 境内に入ると、最も奥にあるのが石像の大黒天で、

庫裏手前にはその他の七福神の石像がありました。

いずれも福をもたらす神様で広く庶民に人気のある神様。

その大黒様のお告げの骨子は

・我は天竺のマカキャラ天、日本では大黒天と称す
・左の袋に一切の福徳を納める
・右手の槌は諸々の災難を除き、宝福を打ち出す
・親孝行、子孫繁栄、病気平癒、武運長久、商売繁盛の五福を授ける
・家の中心の柱を大黒天と思い大切にすれば一家が栄える

大黒柱の語源のような記述もありますが、ほぼ良い事ずくめ。

やや出来過ぎた感もありますが、庶民には受け入れやすい素地ではあります。

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大黒堂近影

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大黒堂前面
内陣には入れず外から参拝。

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境内の奥にある石造りの巨大な大黒様

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庫裏の前に立つ七福神の三神

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その向かいに立つ三神

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六福神?の脇にある清代の梵鐘

 役行者が修行したのが金剛山、そこを源として寺の横を流れるのが石川。

甲子の日には大黒様に似た自然石が石川を流れて大黒寺の前に付くという伝承もあるとか。

 役行者の氏である葛城氏の本拠地と石川の水運の関係。そこで出会ったインドからの

渡来僧という史実が大黒天の伝説を生んだというのは飛躍しすぎでしょうか?

 御朱印を御願いすると御住職が対応して下さいました。

和辻;「本堂の大黒様はどんな御顔ですか?大和の松尾寺の大黒様は憤怒でしたが…。」

住職;「丁度、憤怒と笑顔の中間と言った所でしょうか。」

元々インドでは怒りを含んだ怖い表情の神が多い気がしますが、

日本に伝わる際に、表情も優しく変化したのかもしれません。

 ここは河内西国札所なので観音様ですが、大黒様が前面に押し出されて、

観音様は奥に祀られて居られます。それも慈悲の心でしょうか?

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大黒堂の脇を通り講堂へ

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最奥にある観音堂
この向かいにあるのが大黒様の石像

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大黒寺の歴史

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大黒寺御朱印

[参考書]
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コメント
こんにちわ!
いつも素敵なブログありがとうございます!
色々な所に行きたいですが、
コロナが収まらない今、
また我慢の日々になりそうです。
早く出かけられるように
なる日を夢見ています。
ありがとうございます!
【2020/07/21 21:25】 | ネコシバ #mQop/nM. | [edit]
ネコシバ様

いつもコメント頂きありがとうございます。

自粛自粛と大変ですが、こんな時こそ身近な所に眼を向ける良い機会だと思っています。

これからもぼちぼちアップしていきますので、またお越し願います。
【2020/07/22 23:22】 | 和辻鉄丈 #- | [edit]
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