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長保寺(和歌山県海南市) 紀州徳川家の菩提寺

2020.08.01(15:08) 670

きの国にある花の寺(2020.6.29)

<コース> 紀州路快速は15分間隔、紀勢本線は30分間隔で運転
JR大阪(7:05) → (紀州路快速) → JR和歌山(8:27→8:41) → (紀勢本線) → JR海南(8:55) → 海南市物産観光センター → レンタサイクル40分 → 善福院 → レンタサイクル20分 → 長保寺 → レンタサイクル45分 → JR海南(14:21) → (紀勢本線) → JR和歌山(14:35→14:39) → (紀州路快速) → JR大阪(15:58)

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慶徳山 長保寺(天台宗)

 国宝の釈迦堂を拝観した後は、もう一つの国宝のある紀州徳川家菩提寺・長保寺へ。

紀州の観光名所は駅から距離がある所が多いので、レンタサイクルは【重宝】されます。

最寄りはJR下津駅から東へ2㎞程ですが、自転車ならば善福院から20分程度。

山裾に壮大な伽藍が見えるのが目指す場所。

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大門前の駐車場から

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国宝・大門
室町時代の嘉慶2年(1388年)の再建。

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大門の説明

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大門金剛力士 阿像

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同じく吽像
鎌倉時代の弘安9年(1286年)、湛慶の作と伝わる。

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大門の欄間と垂木

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境内から見た大門

慶徳山長保寺(けいとくざんちょうほうじ)は、

『平安時代の長保2年(1000年)、一条天皇の勅願により慈覚大師円仁の弟子・性空が創建。

年号を取って寺号とした。

寛仁元年(1017年)には七堂伽藍と子院十二坊があったと記録に残る。

 創建時は現在よりも西にあったが、鎌倉時代末に現地へ移転。

今に残る国宝・大門、本堂、多宝塔は南北朝時代までに建築された中世を代表する建築物である。

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受付から本堂へ続く石段
左の受付はコロナのため閉鎖中。

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石段脇の紫陽花

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国宝の本堂と多宝塔

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国宝・本堂
鎌倉時代の1311年の建立。

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本堂前面の庇

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本堂の「世雄殿」の扁額

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紫陽花越しに見る本堂側面

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本堂裏の高台から

 戦国以降は衰頽するが、寛文6年(1666年)に当寺を訪れた紀州徳川家初代

頼宣によって菩提寺に定められ、背後の山の斜面に約1万坪の藩主廟が造営された。

ここには将軍となった5代吉宗、13代慶福(後の家茂)を除く歴代藩主が葬られている。』 とあります。

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境内の紫陽花

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本堂西側の建物

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鐘楼

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阿弥陀堂

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護摩堂

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国宝・多宝塔
室町時代の1357年の建築。

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紫陽花越しに見る多宝塔

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多宝塔の壁面の装飾

 先に訪れた善福院に比べて広大な境内。

「周囲が山に囲まれ要害堅固の地である。」という頼宣の言葉が残っていますが、

これは万が一の際にはここを陣屋として使う意図があったようです。

幕府成立から半世紀を経たとはいえ、未だ戦国の気風が残っていたのでしょう。

幸いにも戦禍に遭遇することもなく、今まで残ったのは幸運でした。

そう見ると山号「慶徳山」は、最後の将軍・徳川慶喜から二字を取った

とも見えますが、彼は水戸家の出身でしたね!

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多宝塔横を通り歴代藩主の御廟へ

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途中から多宝塔を見返る

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御廟の手前にある重文・鎮守堂
鎌倉時代の1295年の建築。

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鬱蒼とした木々に囲まれた御廟所

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二代・光貞卿の墓所

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頼宣卿の墓所

 今はそんな思いはどこへやら、花の寺として癒しの空間となっています。

有名なのは春の桜。江戸に桜を植えるように指示したのが吉宗というのも所縁を感じます。

今は桜の時期ではありませんが、参道や堂宇周辺には紫陽花が花盛り。

歴代藩主に【重宝】された故でしょうか?

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廟門

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納経所
この日は休み。

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客殿横を通り受付へ戻る

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長保寺説明書

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長保寺御朱印

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下津郵便局 ; 国宝・長保寺多宝塔

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