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一身田寺内町(三重県津市)

2020.08.23(12:02) 681

西方浄土の地を再訪(2020.7.25)

<コース> 夏の青春18きっぷ使用
【往路】JR天王寺(5:35) → (関西本線) → JR加茂(6:54→6:55)→ JR亀山(8:16→8:23) → (紀勢本線) → 伊勢市(9:56→10:20) → JR鳥羽(10:38) → 徒歩15分 → 金胎寺 → JR鳥羽(12:02) → JR伊勢市(12:15) → レンタサイクル10分 → 中山寺 → レンタサイクル15分 → 松尾観音寺 → JR伊勢市(15:56) → JR一身田(16:16) → 徒歩5分 → 専修寺

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一身田寺内町散策マップ

 伊勢の寺巡りを終えた後は紀勢本線で亀山まで戻りますが、

夕刻には1時間程度余裕があったので一身田駅で途中下車。

 ここは浄土真宗高田派の大本山専修寺があり平成7年に訪問済。

なんでも最近国宝に指定されたそうで、これは再訪しないといけません。

当時は有人駅でしたが、今は無人化。県庁所在地の津から僅か1駅下っただけですが、

最寄りのJRの運行も1時間に1本というのがネックで乗降客も殆どなしでした。

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JR一身田駅舎(JR東海)
大正12年(1923年)建築。瓦葺の屋根の前面に回廊のような庇を持ち寺院を連想させる造りとなっている。

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平成7年押印のJR一身田駅スタンプ
下は国鉄時代の「わたしの旅」シリーズ、上はそれ以前のもの。

 寺院参拝に先立ち町内散策。ここは専修寺の門前町として寺内町が形成されています。

一身田寺内町は

『奈良時代の723年に発令された『三世一身の法』の中にある、

その身一代に限って与えられた田と言うのが一身田の地名の由来。

 以降は農村地帯として発達したが、大きく変わる契機になったのは戦国時代。

栃木県にあった高田専修寺の第十世の真慧上人がこの地に無量寿院を建立。

戦火で焼失した高田専修寺に代わり、東海北陸地方の布教の中心とした事が、

高田派の、強いてはこの町の発展に繋がった。記録に残る最古の資料は天正20年(1592年)のものである。

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環濠に架かる朱の橋を越えて寺内町へ
町の西口に当たり桜並木があったため桜門と呼ばれた。左奥にあるのが専修寺。

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寺内町全図

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専修寺のすぐ南を東西に走る寺内町通り

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玉保院
通りを隔てて専修寺山門前に立つ。通称「東院」

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智慧光院
同じく山門前に立つ。こちらは通称「西院」。

 その後、正保2年(1645年)に伽藍が焼失したが、伊勢藤堂藩より土地の寄進を受けたことで

万治元年(1658年)伽藍を復興。それに伴い専修寺を中心に環濠を巡らし、

町へ入る赤門・黒門・桜門を整備するなど寺内町の形成を行った。

 濠で囲まれた範囲は東西500m、南北450mであり、幅は狭くなってはいるものの、

総延長は江戸時代の記録に一致している。

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石橋と釘抜門
専修寺山門の南にあり、これを境に寺内(聖域)と地下(庶民の生活域)に区切られた。

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説明文

 寺内町は三つの門で管理されており、明け六つ(午前6時)に開き、

暮れ六つ(午後6時)に閉門されたと伝えられる。

 明治以降は、境内と墓地以外の多くの寺領を失い、

明治7年には山門も売りに出された記録が残る。

しかし現在でも、環濠がほぼ完全な形で残り、専修寺を中心に

多くの寺院や昔の人家の街並みを残している。』 とあります。

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寺町通りに面した下津家長屋門

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慈智院
専修寺の東に建つ。一身田で最も古い建築とされる。

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慈智院説明

 25年前の訪問では専修寺の大伽藍は覚えていますが、街並みは殆ど記憶になし。

大きく変わってはいない筈ですから、自身に興味と知識がなかったからでしょう。

 商業施設の記憶もないですが、門前には洒落た喫茶・食事のできる店ができており、

そこそこの繁盛ぶり。私のように鉄道を利用する人は殆どいませんが、

自家用車やマイクロバスでの来場が多いようです。

 寺内町の東には案内所があったので早速訪問。

係の方が居られたので、パンフ類は頂きましたが、15時閉鎖のため見学はできず。

一般の観光地は16時まで開いている施設が多いので、油断してしまいました。

環濠は残っているものの、観光はまだ途上のようです。

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道標

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環濠に架かる橋
この付近がかつての黒門跡

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環濠の説明

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寺内町通りから一筋南の通り
商家が軒を連ねる。

[参考書]

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