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曹源寺(岡山市中区) 岡山藩池田家の菩提寺

2020.09.01(21:09) 689

備前国第一の禅寺の【そうげん】の輝き(2020.8.9)

<コース> 夏の青春18きっぷ
【往路】JR大阪(6:00) → JR姫路(7:30→7:31) → JR岡山(9:08)

駅レンタサイクル20分 → 法界院 → レンタサイクル40分 → 曹源寺

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護國山 曹源禅寺(臨済宗妙心寺派)

 法界院参拝の後は後楽園方面へ南下し旭川を越え市電の終点から更に東へ。

岡山市内ではありますが、実際には峠を越える事になるので、西大寺方面。

道路沿いにある案内板に沿って左折すると松並木の続く参道の遥か彼方に寺院が見えます。

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松並木の続く参道の遥か先に寺院が
松並木は県の郷土記念物に指定されている。

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先ず向かうのは総門

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総門前に到着

 護國山曹源禅寺(ごこくざんそうげんぜんじ)は、

『元禄11年(1698年)、岡山藩主・池田綱政が高祖父恒興と父光政の菩提を弔うために創建。

造営は家臣の上坂外記に命じ、絶外和尚を開山とした臨済宗妙心寺派の寺院。

同時に自身の菩提寺もここに定めたので、以後の歴代藩主の菩提も弔われる事になった。

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総門近影

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総門前は蓮が花盛り

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白い蓮の花

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総門から三門に続く石畳

 山を背にして広大な寺域に大伽藍が建つ姿は備前国第一の禅寺と称され、

伽藍脇には天台・真言・日蓮・浄土の各派の塔頭が配されていたが、

今は天台寺、大光院(日蓮宗)の二院を残すのみである。

参道より総門・三門・仏殿が一直線上に並ぶ禅宗様式の配置で、

仏殿の左には経蔵と石段を上った先には三重塔、右側には方丈が建つ。

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壮麗な三門
扁額は「護國山」。

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三門の天井

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三門から総門を見返る

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三門の先に建つ仏殿

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仏殿正面

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仏殿の華頭窓

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仏殿の欄間彫刻

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方丈前から仏殿と経蔵を見る

 方丈奥にあるのが絶外和尚と津田永忠によって元禄14年に築造された池泉回遊式庭園。

津田永忠は後楽園創作奉行であり、江戸時代の庭園に禅宗庭園を取り入れた形式である。』

とあります。

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庫裏入口
御朱印はこちらで拝受。異国から来られた僧侶の方々が修行中。

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庫裏横を通り奥の「池泉回遊式庭園」へ

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庭園の入口

 参道の松並木から総門へ至る道すがら禅の境地に近付いた感じ。

境内はコロナの影響もありますが、文字通り伽藍とした状態。

伽藍や堂宇内は拝観謝絶なので、すべて外からの参拝でした。

唯一、見学できるのが庭園で、¥100を料金箱に納めて拝観。

禅宗形式と説明にありましたが、より古い密教形式の庭園のような気もしました。

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池泉回遊式庭園全景

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庭園の説明

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庭園の築島

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後方の高台から池を望む

 見学の後は、御朱印を貰うべく庫裏で声を掛けました。すると出てこられたのは作務衣を着た外国の方。

それもアジア系ではなくどう見ても西洋系の顔立ち。日本語は理解されているようですが、

御朱印が今一つ分からない様子で、これは無理かなと諦めましたが、

丁度、日本人の僧侶が通りかかられたので、なんとか拝受。

 伺ったところ、曹源寺は現在でも修行僧を受け入れており、御住職を除くと全て海外からの方々だそうです。

仏教圏の国ならいざ知らず、キリスト教と思しき国々からわざわざ修行に来られるのは

単なる興味本位だけではないでしょう。

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池越しに見た方丈と仏殿

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庭から見た方丈

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方丈前の杉と苔

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方丈横の庭園

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庭園近影

 明治時代に、新渡戸稲造博士が英文で著した『武士道』は日本人の道徳教育を表したもので、

その影響下から鈴木大拙博士が『禅 ZEN』を英文で表しました。

これらが西洋人と仏教を結び付けた契機になった訳ですが、未知のものを紹介する努力も並大抵ではなかった筈です。

昨今、ロックオフやらソーシャルディスタンスやら不思議な英語が飛び交うのを見るにつけ、そのような感を強くします。

 バスの便がないと思い自転車で向かいましたが、途中何度もバスが通過。

時刻表を見ると岡山駅前から西大寺駅へは10分おきに運行されている様子。

しかも寺の近くに停留所もあるようなので、これはしまったと思いましたが【後の祭り寿司】でした。

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庫裏の向かいに建つ浴室

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正面から見た経蔵
この横を抜けて三重塔に向かう。

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丘陵中腹にある三重塔

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三重塔からの市内の眺め

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鐘楼

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曹源寺御朱印

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