<コース>
京都駅 → (市営地下鉄) → 北山 → 徒歩15分 → 上賀茂神社 → 徒歩5分 → 大田神社

賀茂別雷神社(山城国一宮 旧官幣大社 式内社)
国宝の本殿は境内の最も奥ですが、その手前にも重文の社殿が多数並びます。いきなり本殿に参拝するのではなく、
そこに至るまでに気持ちを清涼にする役割があるのでしょう。
楽屋、細殿(拝殿)、土屋、橋殿(舞殿)と並びますが、目を引くのは細殿前に置かれた立砂(たてすな)。これは
『御祭神が降臨された神山の形を模した円錐形状の盛り砂。賀茂別雷大神は方除の神としても信仰され、鬼門や不浄門に
斎砂を撒いて清めていた。これが「清めの砂」の嚆矢とされる。左側は陽を表し松の葉は3本、右側は陰を表し松の葉は2本。
これは神代の頃、神山の頂にあった松の木を模したとされる。』 とあります。

二の鳥居に続く境内案内図

二の鳥居からの眺望

細殿と前に置かれた立砂
細殿から本殿へは橋を渡りますがその下を流れるのが御手洗川。賀茂川の支流ですが、細いながらも清冽な流れ。
真夏でも上を通ると一陣の涼風が感じられます。こうして身も心も清めた私はいよいよ本殿へ向かいます。

御手洗川に架かる樟橋(長寿橋)
向こうに楼門が見える。

御手洗川

こちらも御手洗川
本殿へは御手洗川に架かる樟橋(別名長寿橋)を渡ると行けますが、橋殿を渡りもう一つの御物忌川を渡る行き方もあり。
後者は玉橋と片岡橋の二橋が架かり、橋の袂にある岩は葵祭の際に宮司が勅使と対面する神聖な場所。
どうもこちらの方から参拝するのが正式な様子なので、私もこのルートを採用。二度も橋を渡るのは一見無駄に見えますが、
神に対面する前に時間を掛けて身を清めると考えれば納得です。

川に架かる橋殿
但し、ここは渡れない。

楼門の向かいにある岩上
葵祭で宮司が勅使と対面する神聖な場所、奥に見えるのは橋殿。

岩上の説明

楼門前から見た二橋
右奥に見えるのが岩上。

二橋の案内板

唐破風造りの片岡橋

高欄付きの玉橋
[参考書]
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