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八丁味噌蔵 (愛知県岡崎市康生町)

2021.09.28(19:30) 965

戦国武将の養生術(2021.7.25)

<コース> 夏の青春18きっぷ
【往路】JR大阪(5:55) → JR米原(7:42→8:04) → JR大垣(8:36→8:40) → JR岡崎(9:48)

JR岡崎 → (愛知環状鉄道) → 中岡崎 → 徒歩10分 → 岡崎城 → 龍城神社 → カクキュウー八丁味噌

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八丁味噌 カクキュー(合資会社)

 お城から西へ戻り矢作川を越えて駅に向かうと、黒塗りの板張り壁面と漆喰塗の白い土蔵のコントラストも鮮やかな

場所に出ます。これがいまでも続く「八丁蔵通り」。八丁味噌は、

『岡崎城から西へ八丁(870m)の距離に位置し、それが八帖町の由来にもなっている。

江戸時代は三河湾に注ぐ矢作川と東海道の交差する水陸交通の要衝、この地の利を活かした原料の調達や製品の運搬、

矢作川の良質な伏流水と湿度の高い風土環境の元、地場産業として発展した。

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通から見たカクキュー正面

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醸造所を兼ねたテーマパークと言った所か?

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八丁味噌を使った食事もできるところがミソ!

 今でもこの地に位置する二つの蔵元に拠って、二夏二冬以上の間熟成させるという伝統製法で作られている。

その結果、水分が少なく、固くて色の濃い、酸味と渋味がありながら旨味とコクのある独特の風味が生まれる。

 蔵に置かれた木桶には職人の手になる大証さまざまな石が積まれているが、この積み方を習得するのは10年を

要するとされる。』 とあります。

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昔ながらの黒壁の醸造蔵

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売店で購入した「八丁味噌ソフト」 ¥400
愛知環状鉄道の中岡崎駅が左奥に見える。

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岡崎市マンホールカード  カクキュー八丁味噌の郷にて配布
内藤ルネの色違い第三段だが、デザインと配布場所に違和感を感じるのは私だけ?

 家康は健康にも気を配って当時としては長命の75歳で没。決して武将一点張りの不精な人間ではなかったと言えます。

有名な八丁味噌は現代から見ても健康食で家康は兵食として珍重したようです。

尚、ハ丁味噌は生産地がお城から八丁(870m)離れていたことに拠るもので、家康が口八丁で天下を取ったという訳では

ありません。まさに岡崎の風土が育んだ戦国フードと言えそうです。

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中岡崎駅前のモニュメント
八丁味噌は右のような樽に載せた石で熟成される。

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八丁味噌概説

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