fc2ブログ

桓武天皇 決断する君主 (岩波新書 新赤版 1983)

新品価格
¥1,166から
(2023/9/7 04:48時点)

タイトル画像

中津川宿 四ツ目川から茶屋坂まで (岐阜県中津川市本町)<中津川宿 その参>

2021.11.12(21:44) 990

川を越えて高札場まで(2021.9.5)

<コース> 夏の青春18きっぷ使用
【往路】JR大阪(5:55) → JR米原(7:42→8:04) → JR大垣(8:36→8:40) → JR名古屋(9:14→9:24) → JR中津川(10:39)

中津川駅前 → 徒歩5分 → 中津川宿 → JR中津川(12:00)

305-3-1.jpg
中津川宿 (中山道第四十五番宿)
四ツ目川橋上にて、本町から西新町方面を望む。

 本町通りからは川を渡って西新町、東新町、淀川町を経て東入口の茶屋坂へと続きます。

宿場中央を流れるこの川の名は四ツ目川。

『この川は度々氾濫し、四度も川筋を変えたのでその名が付いたと言われ、そのため本陣は少し高い場所に建てられている。

江戸時代の宝暦元年(1751年)、寛政元年(1789年)、文化5年(1808年)に氾濫の記述が見られる他、昭和7年(1932年)には

中津川駅構内まで水が押し寄せ、街中を土砂が埋め尽くす程の被害を出した。しかしその時も本陣付近は被害を免れている。

305-3-2.jpg
四ツ目川の水害について

305-3-3.jpg
四ツ目川付近の道標

305-3-4.jpg
前田青邨画伯生誕之地の碑
東新町で、和菓子店「すや」の向かいに当たる。

 東入口にある高札場は、かつては10m程坂道を上った北側に街道に面して建てられており、その規模は

長さ二間一尺、幅一間余りで8枚の高札が掲げられていたと享和元年(1801年)の記録にある。

中山道はここから大きく曲がり一里先の落合宿へ続く。』 とあります。

305-3-5.jpg
中山道淀川町から茶屋坂を見る

305-3-6.jpg
淀川町にある町屋を改装したカフェ

305-3-7.jpg
茶屋坂に建つ案内板

305-3-8.jpg
茶屋坂にある高札場
中山道はここで大きく曲がる。

305-3-9.jpg
高札近影
言うまでもないが、現代の復元。

305-3-10.jpg
高札場脇の常夜灯他の石塔群

305-3-11.jpg
高札場から中山道を西に見る

305-3-12.jpg
中津川宿概要

 1時間余りの時間でしたが宿場の見所は一通り見学。近隣の馬籠妻籠に比べ宿場のイメージの希薄な中津川ですが

見応え十分。ここを過ぎると贄川宿まで木曽路が続きますが、藤村の言葉を借りるまでもなく街道は山の中。

街道を往還する人々は、中津川で英気を養ってから木曽路に挑んだに違いありません。そういった面では

東海道の小田原・三島に比肩するとも言えそうです。高札場で宿場全体を見渡しながら【考察】した結論です。

305-3-13.jpg
中津川市マンホール蓋

305-3-14.jpg
中津川市マンホールカード  「中津川市観光センター・にぎわい特産館」にて配布

305-3-15.jpg
中津川郵便局 ; 県重要民俗資料・恵那文楽の面、恵那山、落合大橋
中津川駅前郵便局 ; 中山道の石畳、水車の輪

[参考書]

岐阜県の歴史散歩

新品価格
¥1,320から
(2021/11/9 20:46時点)



岐阜県謎解き散歩 (新人物往来社文庫)

新品価格
¥943から
(2021/11/9 20:47時点)



歩いて旅する中山道 六十九次の宿場&街道歩きを楽しむ

新品価格
¥1,980から
(2021/11/9 20:49時点)



浅田次郎と歩く中山道 - 『一路』の舞台をたずねて (中公文庫)

新品価格
¥691から
(2021/11/9 20:50時点)



中山道を歩く (中公文庫)

中古価格
¥144から
(2021/11/9 20:51時点)



定本中山道美濃十六宿

中古価格
¥4,000から
(2021/11/9 20:52時点)



景観まちづくりの軌跡―中山道中津川宿における実践

新品価格
¥5,993から
(2021/11/9 20:53時点)




ランキングにポチっと応援頂ければ嬉しいです!

神社・お寺巡りランキング


御朱印ランキング


にほんブログ村


にほんブログ村
スポンサーサイト





和辻鉄丈の個人巡礼 古刹と絶景の健康ウォーキング(御朱印&風景印)


岐阜県 トラックバック(-) | コメント(0) | [EDIT]
<<中津川宿 栗きんとん発祥の地 (岐阜県中津川市本町)<中津川宿 その四> | ホームへ | 中津川宿 本町通り(岐阜県中津川市本町)<中津川宿 その弐>>>
コメント
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する